バッファロー WLI-UC-AG300N |
外観など
外観は、以前入手した同社の WLP-UC-AG300 とそっくりです。どうも単純に背面のラベルシールの型番表示が違うぐらいです。lsusb コマンドでデバイス ID を調査したところ、下記のとおり、デバイス ID は異なっていました。どうも型番などから本機(WLI-UC-AG300N)が一般消費者向けの製品で、WLP-UC-AG300 がビジネス向けの販売製品のようです。- WLI-UC-AG300N -- 0411:012e
- WLP-UC-AG300 -- 0411:0150
写真の上側が WLP-UC-AG300 写真の下側が WLI-UC-AG300N |
rt2800usb ドライバ・モジュールの再ビルド
Debian Jessie が稼働しているパソコンへ装着してもドライバの読み込みがなかったことから、システムに認識されていないようでした。外観から WLP-UC-AG300 と同じ Ralink のチップを使用しているものと判断して、rt2800usb ドライバの再ビルドを行ってみました。再ビルドと言っても単純にデバイス ID を追加するだけです。詳しくは以前 rt2800usb ドライバの再ビルドを行った記事を参照してください。Debian Wheezy の rt2800usb ドライバを再ビルドWLI-UC-AG300N のデバイス ID が追加された rt2800usb ドライバ・モジュール(Jessie 用)
http://near-unix.blogspot.jp/2015/04/debian-wheezy-rt2800usb.html
- バッファロー WLP-UC-AG300
- バッファロー WLI-UC-AG300N (新規追加)
- アイ・オー・データ WN-AG300U
- プラネックス GW-US300MiniS
- ロジテック LAN-GMW/PSP (LAN-W150N/U2)
rt2800usb.ko for Debian Jessiert2800usb.ko の使い方
https://drive.google.com/file/d/0B5QdaY5lu2e3Z1lQZDZqUF84TUk/view?usp=sharing
rt2800usb.c
https://drive.google.com/file/d/0B5QdaY5lu2e3TzV0ODZjMV9POTQ/view?usp=sharing
rt2800usb.ko をダウンロードした後、特権ユーザとなって、同じ rt2800usb.ko を find や locate コマンドで探しだして、上書きコピーします。そして depmod -a コマンドを実行して、マシンを再起動させます。これで WLI-UC-AG300N を装着すると認識してくれるはずです。
早速再ビルドした rt2800usb を使って動作を確認してみました。問題なく動作していました。やはり WLP-UC-AG300 と WLP-UC-AG300 は、中身は同じ製品のようです。
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