2015年5月8日金曜日

Buffalo WHR-HP-AMPG のシリアルコンソール端子の移設

昨日までに バッファロー WHR-HP-AMPG は、分解・掃除・修理までが終了しました。今日は、シリアルコンソールの端子の移設の作業を行いました。

筐体加工

まず筐体にシリアルコンソールの端子へアクセスすることができる穴を開けることから始めました。
ピンヘッダを取り付けた小基盤を設置する場所を LAN ポートのすぐ後ろのシールが貼り付けてある部分としました。ここが一番広い面積が得られる場所だと判断しました。

移設するシリアルコンソールの端子の予定地に合わせて筐体に穴あけを行います。

筐体に鉛筆でだいたいの穴あけ場所を書き込んで作業を開始しました。2 ミリほどのドリルで穴を連続して開けた後、ニッパーで穴と穴を繋ぐように切断してゆき、四角い穴を開けました。そしてヤスリを使って綺麗に仕上げました。詳しくは写真を参照してください。

穴あけする場所を鉛筆で印を付けて、その内側にドリルで連続した穴を開けました。
ニッパーでドリルで開けた穴同士を切断してゆきます。
ニッパーで穴あけが終わったところです。
ヤスリで穴の内側を綺麗に整形しました。

シリアルコンソール端子の移設

次にシリアルコンソールの端子を移設する作業を行いました。蛇の目基盤を切り出した小基盤の上にピンヘッダをハンダ付けした後、ルータのプリント印刷基盤のシリアルコンソールの端子の裏側と小基盤の間をケーブルでつなぎました。詳しくは写真を参照してください。

小基盤へピンヘッダとケーブルをハンダ付けしました。
ルータ本体のシリアルコンソールの端子の裏側にケーブルをハンダ付けしました。
小基盤の裏側は絶縁のためのボール紙をホットボンドで接着しました。

小基盤の裏側には両面テープを貼り付けてあり、筐体を仮組みしたところで、小基盤の位置を定めて固定します。そして再度筐体を開いて、小基盤をホットボンドで固定しました。

穴の位置と小基盤のピンヘッダの位置をよく確認して設置する場所を決めました。
ホットボンドで小基盤を固定したところです。
ケーブルは無線回路部分を避けるように引き回しました。


動作確認

筐体を組み立てる前にちゃんと移設したシリアルコンソールの端子で通信ができることを確認しました。

シリアルコンソールへの接続の確認を行なっているところです。

筐体組み立て

シリアルコンソールの通信ができることが確認出来たところで、筐体を組み立てました。後は、いよいよファームウェアのインストールです。

筐体を組み立てた後にも、ケーブルの接続性を確認しました。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。