今回入手した NEC MY24R/A-5 です。 Core2Duo 搭載機が欲しかったのです。 |
実は入手したのは半年ほど前のことで、富士通 ESPRIMO D3260 を入手した直後のことでした。Core2Duo のプロセッサ搭載機が欲しくて富士通 ESPRIMO D3260 を入手しましたが Linux 上で動作が思わしくないことから、急遽追加で落札してきたものでした。その後、なかなか手を入れる機会がなく、ずっと放置していました。ここしばらく続いたデスクトップパソコンの掃除の流れで掃除をしてみることとしました。
富士通 ESPRIMO D3260 を入手しました早速分解に取り掛かりました。筐体の蓋を開くと、ホコリが舞い上がりました。すぐに電動ブロアでホコリを吹き飛ばしました。この舞い上がるホコリのために絶対に屋内では出来ない作業でした。このところずっと晴天が続いているので、掃除作業をする上ではありがたいところでした。
http://near-unix.blogspot.jp/2014/10/esprimo-d3260.html
筐体の蓋を外した様子です。 |
これは冷却ファンと放熱フィンの様子です。ホコリがみっちりと詰まっていました(笑)。可能な限り電動ブロアの空気圧でホコリを飛ばした後、羽根を一枚ずつ筆で掃除して行きました。ちょっと根気のいる作業でした。
ホコリで汚れている冷却ファンと放熱フィンです。 |
電源ユニットやマザーボードを取り出しました。マザーボードの表面に付着しているホコリは、水分で湿らせた刷毛で丁寧に撫でて拭きとりました。
取り外したマザーボードです。 表面を水分で湿らせた刷毛で綺麗に掃除しておきました。 |
そして電子部品類が取り外された筐体だけとなったところで、筐体の水洗いを行いました。今回も金属部品が主体であるため、食器洗い用中性洗剤を使用して洗いしました。細かなホコリを落とすにはレンジ周り用のアルカリ洗剤が向いているのですが、洗剤成分が残っていると錆になるので避けました。
マザーボードや電源ユニットを取り外した筐体底部です。 この状態でしっかり水洗いしました。 |
洗浄中の筐体の蓋の部分です。 |
電源ユニットの中にもかなりのホコリが詰まっていたので、これも簡単に分解して電動ブロアでホコリを吹き飛ばしておきました。
分解した電源ユニットです。 この状態で電動ブロアの空気圧でホコリをすっかり飛ばしました。 |
そして冷却ファンの羽根も水分で湿らせた筆を使って綺麗に掃除をしておきました。
水分で湿らせた筆で羽根の表面を拭いては、汚れを雑巾へ移し取るようにして掃除しました。 |
プロセッサの伝熱グリスは、硬くなっており、一部では粉末状になっている状況でした。プラモデル用の塗料の薄め液を使って綺麗に拭きとりました。そして新しい伝熱グリスを塗布して冷却ファンを取り付けました。
プロセッサから放熱フィンを分離した直後の様子です。 グリスがすっかり乾燥状態となっていて、伝熱効果が失われている感じでした。 |
薄め液を使って伝熱グリスを綺麗に拭きとったところです。 この後、伝熱グリスを塗布して放熱フィンを取り付けました。 |
洗浄した筐体の水分が乾いたところで、マザーボードや電源ユニットなどの組み込みを行いました。
組み立て途中の様子です。 この後、前面のドライブ類を取り付けて組み立て終了となりました。 |
組み立てが終わったところで、動作確認を行いました。メモリテストの memtest86+ などをしばらく動作させて、マザーボードや筐体がしっかり温まって、残っていた水分が乾燥するようにしました。
今後の予定ですが、Debian Jessie をインストールしてみて、動作上の問題がないことを確認した後、現在仕事用のメイン・パソコンとして使用している HP dx6100ST のハードディスクを移設して、新しくメイン・パソコンとして使用を予定しています。これで現在の Pentium4 のバク熱プロセッサから開放されるのではないかと期待しているところです。
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