2013年7月17日水曜日

ThinkPad X31 の無線LANアダプタを交換

linuxBean で運用を開始した ThinkPad X31 ですが、無線LAN部分が 802.11b だけのアダプタ WM3B2100 のため、データの転送速度などが気になっていました。そこで無線LANアダプタを 802.11b/g のタイプのものへ交換することとしました。


無線LANアダプタを交換した ThinkPad X31 です。
写真の WM3B2200BG を使用しました。

新しく WM3B2200BG を装着します。

いきなり無線LANアダプタを交換してもマシンの起動時にエラーで止まってしまうことは明らかなため、まず最初に対策ソフトウェアの no-1802 を実行してエラーが発生しないようにしておきました。もちろんこの no-1802 の前に BIOS のアップデートも行っておきました。

no-1802 によるエラー対策が終わったところで ThinkPad X31 のキーボードの取り外しから始めました。底面にあるキーボードの印のある四本のネジを外してキーボードをそっと持ち上げます。するとリボンケーブルでキーボードとマシン本体が接続されているため、本体側にあるコネクタをそっと外します。すると無線LANアダプタ WM3B2100 が姿を現します。

ThinkPad X31 のキーボードを取り外したところです。

mini-PCI コネクタの部分には金属製のシールドカバーがあるため、このカバーを外してアンテナケーブルのコネクタをそっと外します。アンテナケーブルのコネクタは意外と固いので辛抱強く作業する必要があります。

無線LANアダプタが設置されている mini-PCI コネクタです。
そして装着されているのは WM3B2100 です。

やっとアンテナケーブルが外れたら、無線LANアダプタの交換です。新しく WM3B2200BG を取り付けます。意外と忘れやすい金属シールドカバーも取り付けます。そしてキーボードを外したときと逆の順番で取り付けます。

新しく WM3B2200BG を取り付けたところです。

どきどきしながらマシンの電源を投入します。するとエラーもなく GRUB のブートセレクタが表示されました。他社製の無線LANアダプタを取り付けたときに発生するエラー 1802 は発生しませんでした。これで第一段階は成功です。

いよいよ linuxBean のシステムを立ち上げて無線LANに接続を試みます。新しい無線LANアダプタに交換したことから LAN のプロファイルが更新されたようで、今まで接続していたアクセスポイントへ接続するにも再度パスワードの入力が必要でした。各ウェブサイトを閲覧してみましたが無事アクセスすることができました。これで無線LANアダプタの交換は完全に成功したことになります。

新しい無線LANアダプタで通信テストを行っているところです。
マシンや無線LANアダプタの個体差のためか無線LANのインジケータが点灯しないことがあります。
しかし今回は、動作時にインジケータが点滅するようになっていました。

やはり 802.11b と 802.11g では動画などでデータの通信のスムーズさが違います。802.11b/g の WM3B2200BG へ交換して良かったです。

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