いつも使っているデスクトップで起動させてみました。壁紙が濃い青色のものが初期設定されているのが印象的でした。しかしアイコンの並んでいる様子をみる限り、従来からの Puppy Linux を踏襲していることが判ります。システムの各種設定項目の部分などでは、だんだんと改良されていて、使いやすくなっています。
Puppy Linux Precise-550JP のデスクトップ画面です。 |
今回の Precise-550JP 版も ubuntu のレポジトリ(アプリケーションソフトウェアの書庫)からバイナリ・データを引用できる形となっているので、アプリケーション・ソフトウェアの選択の幅が広がるのが嬉しいところです。早速インストールしたのはパスワード管理ソフトの keepassx です。関連するソフトウェアも一緒にダウンロードしてインストールしてくれました。もちろん動作も正常です。
Puppy Linux はやはりハードウェアの貧弱なマシンにこそ効果のある OS であるため、手持ちの ThinkPad へインストールを試みてみました。何と! Precise-550JP では、プロセッサが PAE 対応が必須ということで、ThinkPad X31 などの Pentium M プロセッサでは動作してくれないのです(涙)
「Unable to boot - plase use a kernel appropriate for your CPU. 」と表示されて起動を停止してしまうのです。
今後の Puppy Linux 日本語版がどのようになってしまうのかは不明ですが、PAE 対応が標準化されてしまうと ThinkPad 愛好家としてはちょっと辛いことになってしまいそうです。Pentium M プロセッサ搭載機は Lupu-528JP で使い続けることになるのでしょう。
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