ハードディスクの交換を行った ThinkPad X22 です。 |
今までは 15GB のハードディスクを使っていました。主たるシステムは debian lenny がインストールされています。そして試験的に過去からの Puppy Linux のいくつかをインストールしたまま、いつでも起動できるようにしています。個人的なデータはほとんど保存してありませんが、さすがに 15GB の容量ではもう限界に達していました。ちょうど先日入手したばかりの 40GB の中古ハードディスクに交換することとしました。
交換作業は多少時間は掛かりましたが、簡単なものでした。ThinkPad X22 から取り出した 15GB のハードディスクと 40GB のハードディスクをハードディスクをメンテナンスするために使っているパソコンへ接続してコピーをするだけでした。
古い 15GB のハードディスクと 40GB のハードディスクです。 |
このときノートパソコン用の 2.5 インチハードディスクの IDE 接続のマスター/スレーブの設定のためのショートピンを取り付けることを忘れないようにする必要があります。四本の設定ピンを全部開放にするとマスターモードで動作するため、最低限一つのハードディスクへスレーブモードの設定となるようにショートピンを設定する必要があります。だた困ったことは使うショートピンが通常のショートピンよりも狭い間隔のものを使用する必要があることです。私もたまたま何かの製品を廃棄するときに発見した間隔の狭いショートピン を使いました。
ショートジャンパーで IDE スレーブ・モードに設定した様子です。 |
実際の作業は Partedmagic のシステムで行いました。dd コマンドで古い 15GB のハードディスクのイメージをそのまま 40GB のハードディスクへコピーしました。そして GParted を使って容量が逼迫しているパーティションを拡張するなどの調整を行って終了となりました。
15GB のハードディスクのイメージをコピーしている様子です。 |
そしてハードディスクのマウンタなどを入れ替えて、ThinkPad X22 へ戻して動作確認をしました。今回も無事コピー作業が終了して、システムの起動も問題ありませんでした。
Partedmagic を使って作業をしているところです。 |
この後、新しく Puppy Linux Precise 5.5.0 JP をインストールしてみました。ちゃんと新しい Puppy Linux も動作しましたが、Lucid 5.2.8 よりも動作が重たくなったように感じました。Puppy Linux の進化とともに古いパソコンがだんだんと取り残されて行くような感覚を覚えました。
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