分解のためにメモリソケットのカバーの部分を開いてみると大変なことになっていました(笑)。
写真の右側のメモリに注目! 正常に刺さっていません。 |
もう笑うしかありませんでした。
写真の手前側のメモリが正常に’刺さっていないメモリです。 |
二つあるメモリソケットうち、一つのメモリソケットへメモリが正常に差し込まれていなかったのです。写真のとおり、筐体側面の外側に位置するメモリソケットです。それもメモリが簡単に外れない状態でした。もうホントどうしてこうなった!と叫びたくなるほどでした。インターネット・オークションで入手したものですが、その説明文にはメモリ 512MB とあり、確かに正常に刺さっているメモリは 512MB でした。どうも BIOS 画面の確認だけでメモリの容量を確認していたようです。私も今日まで気づきませんでした。
変な形で挟まっているメモリは押したり引いたりを繰り返しながらやっと取り外すことができました。そして再度差し込み直して電源を入れてみることに。
すると今度はマシンの電源は入るのですが、液晶画面には一切の反応がありません。問題部分のメモリソケットからメモリを抜くと正常に立ち上がります。そして問題のメモリソケットにのみメモリを刺すとメモリ異常のときに発生する「プ、プ、プ」のビープ音がします。もしかして問題のメモリソケットが壊れてしまったのでしょうか?
エアーダスターでソケットの端子の部分のホコリを吹き出し、アルコールで洗浄を行ってみました。すると無事メモリを認識してマシンは立ち上がることができました。どうも長年に渡ってこのような異常な状態で使用されていたようで、メモリソケットの隙間にホコリが溜まっていたようです。
動作確認のために memtest86+ にてメモリ試験を行いました。試験を二回以上行っても問題なかったので、メモリソケットはとりあえず異常はなかったものと思われました。しばらくは経過を観察してみようと思っています。
今回のメモリの件で予定していた分解掃除は中止となってしまいました。
memtest86+ で試験を行いました。 |
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