2013年7月25日木曜日

ThinkPad G40 のゴム足対策

今日は買い物ついでに100円ショップに立ち寄ってみたところ ThinkPad G40 のゴム足の代わりになるものを発見したため、急遽購入してきました。

このブログをお読みの読者さんがご存知のとおり、インターネット・オークションにて入手時から ThinkPad G40 の底面のゴム足が失われていました。普通に使う分には、不安定ながらも、特段ガタガタすることもなくタイピングをすることができました。もともと ThinkPad G40 は自重がノートパソコンの部類の中では重たい方なので、この重さのためにゴム足の一部が欠落していても安定を保っていました。

一部のゴム足が欠落している状況では、操作方法によって安定感が急に失われることがありました。

しかし窓から差し込む太陽光線を避けるためにマシンを少し斜めの方向へ向けてタイピングをすることもあり、少し変な姿勢でタイピングを行おうとすると手のひらがキーボードの周囲のフレーム部分を押してしまって、マシンがガタガタと不安定になることがありました。やはり何らかの方法で安定させないと精神衛生上よくないと判断していました。

同じ大きさのゴムを探してきて(ブロックを切り出して)欠落したゴム足のところへ接着するのが理想的な修理方法だと思います。しかし意外とゴム足の代わりとなるものがなかなか見つかりませんでした。もちろん他の同型機種のマシンからゴム足を剥がして張り替える方法もありますが、残るマシン本体の処分にも困ります。どうしたものかとずっと心の中にしまっていました。

そうしたところ、冒頭で記述したように100円ショップにて手頃な代替品を発見したわけです。それが窓用の「すきまテープ(防水タイプ)」(幅15ミリ、厚さ8ミリ)です。隙間テープにはいくつかの種類があるのですが、普通のスポンジ状のものではなく、少し固めのウレタンフォーム(合成ゴム)で作られたものです。押しつぶせば変形するのですが、それなりに力が必要な固さとなっています。

すきまテープ(防水タイプ)

この隙間テープを5〜6センチの長さに切断して残っているゴム足のすぐ隣と、欠落したゴム足の部分へ張り付けてみました。隙間テープの長さは元のゴム足より長めにとってあるのは、変形する力を少し分散したいとの考えがあってのことです。またゴム足の欠落した部分に貼り付けた隙間テープはデコボコになってしまいますが、マシンの重さによって変形してテーブルへの接地面は平面になってしまいますので問題ありません。

隙間テープを貼り付けた様子です。

さらにマシンの手前側に薄いゴム足がはやり片方欠落しています。このために「キズ防止シール 16P」というものも買ってきました。主な素材は EVA樹脂となっていました。固めのスポンジという感じです。厚さの表示はありませんでしたが、およそ2ミリでした。これが欠落した手前のゴム足の高さにぴったりでした。これも適当な大きさに切り出して底面へ張り付けました。

キズ防止シール 16P
手前へにキズ防止シールを貼り付けた様子です。

さて新しいゴム足を取り付けた ThinkPad G40 の操作感はなかなかいい感じです! もちろん安定しています。打鍵音も以前のようにテーブルに直接響く感じもなくなりました。また隙間テープが上手くテーブルと粘着するようで、ゴム足が欠落していたときのように簡単に方向が変わってしまうこともありませんでした。ただこの機種の底面後部にある丸い突起のピボットを支点として簡単にマシンの向きを回転させる効果は全く失われてしまいました。ピボットが浮いている状態なので支点にして回転させることが出来ない状態となっています。隙間テープの厚さを削るなどの処理をすればピボット機能が復活するかもしれませんが私はそれほど必要としていませんので、このまま使用を続けたいと思っています。

しっかりとした安定感が得られるようになりました。

今回修理した ThinkPad G40 以外にもゴム足の欠落したマシンが存在していますので、これらの修理に応用してみようと思っています。

今回はさらに紹介したいものがあります。 ThinkPad G40 の分解掃除のときに失われてしまったスポンジテープの代替品を見つけました。これも隙間テープの一つなのですが、「すきまテープ(短い起毛タイプ)」(幅6ミリ、厚さ4ミリ)というものです。今度分解掃除をする予定の ThinkPad G41 で使用してみたいと思っています。


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