2015年9月7日月曜日

Debian Exim4 の警告メール

未だに Debian Wheezy をインストールしたままのマシンにおいて、内部メールを確認してみると数多くの Exim4 の警告メールが届いていました。

警告内容は以下のようなものです。
socket bind() to port 25 for address ::1 failed: Cannot assign requested address: daemon abandoned

インターネット上を検索してみると同じ問題を解決しているサイトを発見しました。
[EXIM4] socket bind() to port 25 for address ::1 failed ...
https://www.debian-fr.org/socket-bind-to-port-25-for-address-1-failed-t50721.html

どうもネットワークのループバック設定の関係でマシンの起動時にこのようなエラーが発生することがあるようです。確かに上記の警告メールはマシンの起動時に発生していました。

そこで以下の対策を行なってみたところ警告メールは収まりました。

対策

/etc/exim4/update-exim4.conf.conf を編集して、
ループバックに関する部分を削除しました。
dc_local_interfaces='127.0.0.1 ; ::1'
      ↓
dc_local_interfaces='127.0.0.1'

Exim4 の設定の反映
# update-exim4.conf

Exim4 の再起動
# service exim4 restart

なお Exim4 の再起動のときに次の警告があった場合には、当該パニック・ログを削除すれば警告は表示されなくなります。
ALERT: exim paniclog /var/log/exim4/paniclog has non-zero size, mail system possibly broken
パニック・ログの削除
# rm /var/log/exim4/paniclog

Exim4 の IPv6 のエラーもこれで解決

この他のマシン(Debian Wheezy から Jessie へアップデート)などで IPv6 関連のエラー(IPv6 socket creation failed: Address family not supported by protocol)が発生していましたが、上記の対策で解決できた模様です。何故か新規に Debian Jessie をインストールしたものは、上記のループバックの設定(::1)が残っていてもエラーが発生しません。どこかに設定の違いがあるのかもしれません。

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