ThinkPad A30 の底面の Mini-PCI スロットへ装着した WM3B2915ABG です。 動作確認のため仮のアンテナも取り付けています。バッファローの無線 LAN ルータの流用品です。 |
WM3B2915ABG の EEPROM の書き換えに Knoppix 3.8.1 JP を使用していますが、この Knoppix 3.8.1 JP を ThinkPad A30 のハードディスクへインストールすることとしました。もちろん ライブ CD の特徴を活かして CD-ROM からのブート動作でも構わないのですが、別途用意する WM3B2915ABG 書き換え用の専用 ipw2200 ドライバなどの準備もあり、ハードディスクへインストールして、これらの必要なドライバも一緒に保存しておくこととしました。
Intel WM3B2915ABG 無線 LAN アダプタが 5GHz 帯で動作しました
http://near-unix.blogspot.jp/2015/03/intel-wm3b2915abg-lan-5ghz.html
Knoppix のインストール作業は簡単で次々に表示される案内に従ってユーザ名やパスワードを設定してゆけば、最後にこれらの設定と共にハードディスクへインストールしてくれます。一応 ThinkPad A30 のハードディスクには、前方へ Debian Jessie がインストールされており、後半には Puppy Linux がインストールされている状態でした。この後半の Puppy Linux がインストールされていたところを潰して、Knoppix 3.8.1 JP をインストールしました。
Knoppix 3.8.1 JP のメニューには、ハードディスクへのインストールの項目が見当たりません。そこで端末から次のコマンドでインストーラを起動させました。
$ su# knoppix-installer幾つかあったインストールの方法の内、一番上の標準インストールを行いました。インストールの最後の場面で Knoppix を起動させるフロッピーディスクを製作しますので事前の準備が必要です。
ハードディスクへのインストールが終了したところで、マシンを再起動させます。この時、フロッピーディスクからの起動にしておきます。すると Lilo のブート画面が表示されます。このまま放置して自動起動させるか、手動で選択して Knoppix を起動させます。
後は、いつものように WM3B2915ABG の書き換え専用ドライバなどを用意して EEPROM の内容を書き換えるだけです。書き換え作業が終了したら電源を落とすだけですが、次回起動した時も、WM3B2915ABG のツールがそのまま残っているので、今後も WM3B2915ABG を入手したときには、作業が楽になるはずです。
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