今回入手した NEC Aterm WL54AG-SD です。 |
型番から WL54AG と同じ無線 LAN カードのようです。WL54AG-SD と WL54AG のカード情報を lspci コマンドで確認してみました。やはり ID 番号が同じでした。外観は異なりますが、同じ製品に SD カードリーダを取り付けただけのもののようです。
WL54AG-SD
05:00.0 Ethernet controller: Qualcomm Atheros AR5212/AR5213 Wireless Network Adapter (rev 01)
Subsystem: Device 821f:81b9
Flags: bus master, medium devsel, latency 168, IRQ 20
Memory at a4000000 (32-bit, non-prefetchable) [size=64K]
Capabilities:
Kernel driver in use: ath5k
WL54AG
05:00.0 Ethernet controller: Qualcomm Atheros AR5212/AR5213 Wireless Network Adapter (rev 01)
Subsystem: Device 821f:81b9
Flags: bus master, medium devsel, latency 168, IRQ 20
Memory at a4000000 (32-bit, non-prefetchable) [size=64K]
Capabilities:
Kernel driver in use: ath5k
WL54AG-SD(上) と WL54AG(下) の比較です。 |
Debian Jessie や Wheezy の標準の ath5k ドライバでは 2.4GHz 帯の IEEE 802.11 b/g のみの動作となります。このブログでも紹介しているパッチ対応の ath5k ドライバであれば 5GHz 帯の IEEE 802.11 a モードでも動作しました。
Debian Jessie で 無線 LAN アダプタのドライバの再ビルド
http://near-unix.blogspot.jp/2015/04/debian-jessie-lan.html
動作上も無線 LAN カードとしては WL54AG と同一のカードでした。
意外だったのが、 SD カードリーダとしての機能は、本体側面にあるスイッチの切り替えで動作するものでした。てっきり同時に使えるものだと思っていただけにちょっと残念でした。それも一度カードを引き出さないとスイッチの切り替えができないのが残念でなりませんでした。
切替スイッチの様子です。 |
SD カードは WL54AG-SD をパソコンに装着したままでも出し入れ可能です。 |
これでまた私の無線 LAN カードのコレクションが一つ増えました。
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