今回入手した WRT54GC です。 |
WRT54GC を縦置きしたところです。 |
大きさはリンクシス社のアナログテレホンアダプタの PAP2 や SPA3102 とほぼ同サイズ(若干小さい)となっていて、デザイン的にもリンクシスの製品だとすぐに判別できるものでした。
上から WRT54GC, SPI3102, PAP2 です。 |
そして本体を縦置きにしたとき、上部にある爪を引き上げると、内部から SMA アンテナ接栓が回転しながら飛び出してくるようになっていました。プラスチック素材的に無理な力を加えるのは怖いのですが、カチッと音がするまで引き起こさないとアンテナを接続したときに、アンテナの自重でこのアンテナ接栓が傾いてしまうので注意が必要でした。
アンテナが付属していなかったので、手持ちの大小二つのアンテナを取り付けてみました。小さな筐体のため、ほどほどの大きさのアンテナを設置する方が良いようです。
アンテナを取り付けたところです。 |
大型のアンテナを取り付けたところです。 いかにも安定が悪いです(笑) |
ちょっと気になったのが、電源アダプタから伸びるケーブルの先にあるプラグの形状でした。細型のプラグですが、接点部分の長さが短いのです。写真の上が WRT54GC のもので、下のものがバファロー社の電源アダプタのプラグです。どのような理由で短いものが使用されたのか気になりました(笑)。
上が WRT54GC のプラグで、下が比較用のバッファロー社のプラグです。 |
いつもであれば、すぐにファームウェアを入れ替えてみるところですが、どうも内部のチップが Marvell 社のものを使用しているようで、DD-WRT など主要なファームウェアでは対応していないようです。このことから、本機(WRT54GC)は、単純なるコレクションとして保管したいと思っています。
今回撮影のためにリンクシスの偽物の PAP2 と SPI3102 を取り出してきたのですが、 IP 電話のアナログテレホンアダプタなどは多くの偽物が出まわっている状況なのですが、何故か無線 LAN ルータの偽物は出まわっていないようです。この違いは何が関係しているのか興味深いところです。
(1)技術的にコピーが出来なかったから
(2)費用対効果でコピーしても安価に製造できなかったから
(3)無線 LAN 製品のコピーの取り締まりが厳しかったから
(4)コピーした無線 LAN 製品の需要がなかったから
・・・いろいろと考えられますが、さて理由は何なんでしょうか?
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