メモリチップの交換
作業は以前行った WLA-G54 と全く一緒の作業を行いました。現在搭載されている二枚の 8MB SDRAM (VG36641641DT-7L) を取り外して、新しく 16MB SDRAM (MT 48LC8M16A2-75) をハンダ付けしました。Buffalo WLA-G54 のメモリ増設
http://near-unix.blogspot.jp/2015/07/buffalo-wla-g54.html
元々搭載されていた 8MB SDRAM の VG36641641DT-7L です。 |
コテライザーのホットブローによってチップを取り外しました。 中央部の R320 もホットブローの熱で外れてしまいました(笑)。 |
ランド部分をハンダの吸取り線で綺麗にハンダを除去しておきました。 外れてしまった R320 はハンダ付けしておきました。 |
新しく16MB SDRAM (MT 48LC8M16A2-75) を取り付けました。 |
使用した SDRAM の MT 48LC8M16A2-75 は、WLA-G54 に取り付けたものを取り外して、本機へ再度ハンダ付けしました。何度もハンダ付けを繰り返したため、メモリチップのリード線が若干曲がりが大きくなっていて、ハンダ付けが難しくなっていました。ちょっと多めのハンダの盛り付けで何とか動作させることができました。
NVRAM の設定
メモリチップの交換によって 32MB 化されましたが、まだファームウェア上では 16MB の認識となっています。そこで NVRAM の設定を変更して 32MB の全域を認識させるようにしました。設定した値は WLA-G54 と全く同じ値を設定しました。nvram set sdram_init=0x0c29
nvram commit
reboot
再起動後、DD-WRT のステータス画面を確認すると 32MB のメモリ全域を認識していました。
DD-WRT のステータス画面で 32MB 化されたことを確認しました。 |
これで WLA-G54 で検証することが出来なかった USB ポートの設置が出来るようになりました。OpenWrt Attitude Adjustment 12.09 をインストールした後、USB ソケットの取り付けなどを行なってみたいと思っています。
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