2015年8月26日水曜日

Buffalo WAPS-HP-AM54G54 の OpenWrt 化が少し進展

OpenWrt の各種バージョンのファームウェアをインストールして動作確認をしていた バッファロー WAPS-HP-AM54G54 ですが、その後少し進展がありました。

昨日まで Barrier Breaker 14.07 をインストールしていましたが、5GHz 帯の無線 LAN 通信が出来ない問題がありますが、他のバージョンよりも問題の少ない Attitude Adjustment 12.09 へインストールし直しました。この Attitude Adjustment 12.09 の動作において、各種の設定ファイルの情報を取得して Barrier Breaker 14.07 の問題点対策にあてようと考えています。

さてこの Attitude Adjustment 12.09 での問題点は、二つある無線 LAN デバイスのうち 5GHz 帯のものが、SSID などの電波を発射しているにも係わらずアクセス出来ないことです。問題点の切り分けのために幾つかの実験を行いました。そこで判明したことは次の通りです。

実験1. 二つの無線 LAN デバイスのソケットを入れ替えてみる。

元々の状態は、奥側に 5GHz 帯の WLI2-MPCI-AM54 が刺さっていて、手前側に 2.4GHz 帯の WLI2-MPCI-G54 が刺さっていました。これを入れ替えてみたところ、5GHz 帯と 2.4GHz 帯のアクセス 出来る・出来ない が入れ替わってしまいました。

当初はこの WLI2-MPCI-AM54 をドライバが動作させることが出来ないものと思っていました。
しかし wl ドライバによって 5GHz 帯の通信ができることが判明しました。
当初はこの WLI2-MPCI-G54 だけが通信できるものと思っていました。
ソケットの場所を変更すると通信出来なくなってしまいました。

これで判明したことが、5GHz 帯のデバイスの WLI2-MPCI-AM54 は wl ドライバで動作することと、ソケットの位置でデバイス名も入れ替わり wl1 と認識されるデバイスは通信が可能で、wl0 と認識されるデバイスは通信が不可能ということでした。

WAPS-HP-AM54G54 の二つの無線LANデバイスを入れ替えたところです。
上側のソケットは wl0、下側のソケットは wl1 と認識されます。
なおソケットの位置と LED の表示はハードウェア的に接続されていることも判明しました。

実験2. 無線 LAN デバイスを一つだけ挿してみる。

二つの無線LANデバイスを二箇所のソケットへそれぞれ挿してみては、動作確認をしてみました。合計四つの組み合わせとなりますが、そのどれもが wl0 と認識されて通信が出来ませんでした。

これで判明したことは、一つの無線 LAN デバイスの場合でも wl0 として認識された場合には通信ができないことでした。

実験3. 手動でもう一つ無線 LAN デバイスの設定を追加する。

/etc/config/wireless の設定ファイルを直接編集して、wl0wl1 の他に wl2 という仮想の無線 LAN デバイスを追加してみました。すると、今度は wl0 も wl1 も通信ができなくなってしまいました。三つ目の無線LANデバイスは現実には存在していませんので、wl2 が本当に通信できるかどうかは不明です。

この実験で判明したことは、wl0 と認識された無線 LAN デバイスだけが通信出来ないのではなく、無線 LAN デバイスの番号の一番大きいもの一つだけが通信出来る模様です。

三つ目の無線LANデバイスを手動で追加した状態です。

ここまでで判明したこと

以上の三つの実験から、OpenWrt の内部でのネットワークの繋がりが上手く出来ていないようです。ネットワーク設定の /etc/config/network と無線 LAN 設定の /etc/config/wireless を見直してみましたが、間違えがあるようには思われませんでした。内部のネットワークの接続状況を確認する brctl コマンドで確認をしても二つの無線LANデバイス(wl0, wl1)と LAN ポート(eth0)は繋がっているようです。
# brctl show

現在のところ、ここで行き詰っています(笑)

おまけで嬉しい発見(BCM4309 チップも動作)

WAPS-HP-AM54G54 の Mini-PCI ソケットへ BCM4309 のチップが搭載された2.4GHz 帯と 5GHz 帯を選択する無線LANカードを挿してみました。すると wl ドライバによって BCM4324 と認識されて 2.4GHz 帯と 5GHz 帯の両方が動作することが判明しました。やはりチップメーカが作るドライバ(wl)は、対応が断然良いようです。

BCM4309 チップが搭載されており、wl ドライバによって BCM4324 と認識された無線 LAN カードです。


0 件のコメント:

コメントを投稿