1400x1050 (SXGA+) で表示ができた ThinkPad A20p です。 |
異常なビデオ表示
これが問題の状態です。1400x1050 (SXGA+) の大きさではなく 1024x768 (XGA) の大きさで一部が折り返している状態でした。異常な表示の様子です。 |
異常な表示の様子です。 |
ドライバのインストール
まず最初にビデオ画面が真っ黒の状態から異常な表示ながらビデオ画面を出すことが出来たのは、ドライバのインストールでした。firmware-linux-nonfree のインストールが行われていなかったことが原因でした。すでに libgl1-mesa-dri と xserver-xorg-video-ati はインストール済みでした。AtiHowTo - Debian Wiki
https://wiki.debian.org/AtiHowTo
# apt-get install firmware-linux-nonfree libgl1-mesa-dri xserver-xorg-video-ati
xorg.conf の設定
最初は xorg.conf に 1400x1050 の設定を追加してみましたが、全く変化がありませんでした。原因は液晶モニタの解像度を Xorg サーバが読み取れないことでした。xorg.conf の Section "Monitor" の部分へ液晶モニタの特性を記述することで解決できました。Install Ubuntu 7.04 on Thinkpad A20p | Spotwise
http://www.spotwise.com/2007/06/06/install-ubuntu-704-on-thinkpad-a20p/
GRUB の起動画面でメンテナンスモードで起動させて xorg.conf の雛形(xorg.conf.new)を作ります。
出来上がったひな形の xorg.conf.new を編集します。# Xorg -configure
-- Section "Monitor" の部分を編集 --
Section "Monitor"
Identifier "Monitor0"
VendorName "IBM"
ModelName "ITSX93"
HorizSync 30-100
VertRefresh 50-100
ModeLine "1400x1050" 122.00 1400 1464 1784 1912 1050 1052 1064 1090 -HSync -VSync
EndSection
ACPI を有効にする
/etc/default/grub を編集して ACPI を有効にします。# vi /etc/default/grub
-- 編集箇所 --
GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi=force"
設定が終了したところで、マシンを再起動させて動作確認を行いました。
1400x1050 で表示できるようになりました。 |
VGA モードを 1400x1050 へ
さらに VGA モードを 1400x1050 に対応させました。/etc/default/grub を編集して VGA モードで設定しました。# vi /etc/default/grub
-- 編集箇所 --
GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi=force vga=838"
1400x1050 の VGA 表示となりました。 文字がかなり小さいです。 |
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