今回入手した D-Link DSL-2740B です。 |
外観など
パッケージを見ると明らかにヨーロッパ圏で販売されていたことを伺わせる表記がありました。意外だったのが、ヨーロッパ圏では無線LANの出力が 100mW も許容されているのですね。知りませんでした。DSL-2740B のパッケージの説明文 |
そして電源アダプタを見るとヨーロッパ圏でよく使用されている 230 ボルト用の丸ピン型のコンセントの付いたものでした。なお出力は直流 12 ボルト/1.5 アンペアのものでした。この後の動作確認では Linksys の WRT54G などに付属していた 12 ボルトの電源アダプタを流用しました。
付属していたヨーロッパ圏向けの電源アダプタです。 |
筐体はプラスチック製(ABS)ですが、前面から側面を囲うようにメッキ加工された部品(ABS)が使用されており、高級そうに見える工夫がされていました。
DSL-2740B の前面の様子です。 |
背面を見ると、電源スイッチが用意されていました。日本で発売されている無線LANルータなどは電源スイッチの無いものが殆どなので、こうした配慮は地域性なのかもしれません。
そして ADSL 用のモジュラーソケットは入力用しかありませんでした。日本で発売されている ADSL 用ルータの殆どには、電話機を接続するモジュラーソケットも用意されていることが多いので、これもちょっと珍しい感じがしました。ヨーロッパ圏での ADSL 回線の使用方法はどのようなものなのでしょうか? もしかして電話機用と ADSL 用と別々の電線で送られてくるのでしょうか?
DSL-2740B の背面の様子です。 LAN ポートはシールで覆われていました。 |
動作確認
動作確認のため背面の LAN ポートを覆っているオレンジ色のシールを剥がしました。どうも一度も剥がされた形跡がありません。それもシールを剥がすと薄紙が残るタイプのものでした。残りのシールを剥がすのに一苦労でした(笑)。LAN ポートを覆うシールを剥がしているところです。 |
単純に LAN ポートへイーサネット・ケーブルを使ってパソコンへ接続しました。DSL-2740B の内部では DHCPD が稼動していて、パソコンへ必要な IP アドレスの設定をしてくれました。
初期状態の DSL-2740B の IP アドレスは 192.168.1.1 でした。ブラウザでアクセスすると、ユーザ名:admin 、パスワード:●●●●● と表示されており、すぐにログインをすると設定画面へアクセスすることができました。なお初期パスワードは admin でした。
設定画面をみると、やはり ADSL ルータらしい設定画面もみられました。WAN 側は ADSL 端子の一択なので、すっきりしていると思いきや、いろいろな設定があることに少し驚きました。
DSL-2740B の設定画面です。 |
動作確認が出来たところで、分解をして内部の確認をしてみたいと思っています。
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