インターネット・オークションにて IBM Portable USB 2.0 Hard Drive を入手しました。ThinkPad のロゴと同じように斜めになった RGB 三色のロゴマークを見て思わず落札してしまいました(笑)。
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今回入手した 20GB の IBM Portable USB 2.0 Hard Drive です。 |
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IBM Portable USB 2.0 Hard Drive の底面の様子です。 |
容量は 20GB で、筐体の中に IC25N020ATCS04-0 が装着されていました。
本機には通信用の USB ケーブルの他、電源供給用のケーブルの二本が付属していました。パソコンにもよるかもしれませんが、この二本とも接続しないと正常に動作しませんでした。本機には電源スイッチが備わっており、二本のケーブルを接続した後に電源スイッチを投入するようにして操作しました。
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側面にある USB ソケットと電源ソケット、そして電源スイッチです。 |
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パソコンから二本の USB ケーブルで電源を供給しました。 |
使用するに当たって、フォーマット済みでしたが、念の為ハードディスクの消去を行うこととしました。いつもの Darik's Boot and Nuke を使って消去作業をしていたところ、何とエラーで停止してしまいました。もしかしてハードディスクの欠陥かもしれないと考えて、筐体からハードディスクを取り出して、パソコンに装着して検査を行なってみました。
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Darik's Boot and Nuke のエラー表示 |
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筐体底面の蓋を撤去したところです。
ハードディスクはスポンジ素材で筐体に押し付けられている状態でネジ止めはされていませんでした。 |
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筐体から取り出したハードディスクです。
IDE コネクタの部分には USB-IDE 変換回路が接続されていました。 |
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ThinkPad G40 へ問題のハードディスクを装着して検査しました。 |
まず最初に HGST DriveFitnessTest を実施しました。「問題なし」の結果となりました。
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HGST の DriveFitnessTest で異常は見当たりませんでした。 |
次に MHDD で各ブロックの応答速度の計測を行なってみました。こちらも極端に遅いブロックはなく、応答速度がほぼ揃っており、この時代のハードディスクとしては、とても状態の良いものでした。とてもエラーで終了する理由がありませんでした。
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MHDD で検査を終えたところです。
右側に応答速度の集計結果が表示されていますが、極端に遅いブロックはありませんでした。 |
パソコンに装着したまま再び Darik's Boot and Nuke を使って消去作業をしました。今回は正常終了しました。
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Darik's Boot and Nuke でハードディスクの消去を行なっているところです。 |
結局異常終了した原因は解りませんでした。もしかすると USB-IDE 変換回路部分に問題があったのかもしれません。とりあえず元通りに組み立てなおしてしばらく使用してみる予定です。これで再び異常現象が発生するようでしたら USB-IDE 変換回路を疑ってみたいと思っています。
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