今回分解した icom SR-21BB です。 |
分解作業
側面にある二本のネジを外すと簡単に側面が開きました。内部のボード類が見えるようになりました。プラ筐体特有の爪によるはめ込みはありませんでした。筐体を開いたところです。リボンケーブルで子基盤が繋がっていました。 |
ボードを取り出してみたところ、両面ともシールド板で表面の多くが覆われていました。
ボードの両面はシールド板で覆われていました。 |
シールド板を留めてあるハンダを取り除きシールド板を外しました。
ボードの表面の様子です。 |
ボードの裏面の様子です。 |
内部を観察してみました。以下のような構成でした。
プロセッサ 日立 SH-4
メモリ Winbond W986432DH-6 (2Mx32bit=8MB)
フラッシュ ST M29W160DT-90N (2MB)
PCI ブリッジ TI PCI1410APGE
イーサネットコントローラ RTL8139C+ (二個)
イーサネットスイッチ RTL8305S
hj105 の部分に 6 ピンのテストポイントがありました。もしかしてこの中にシリアルコンソールが存在しているかもしれません。
両面にしっかりとしたシールド板を備えていたり、スイッチング電源の部分に三洋電機の電解コンデンサを使用するなど、かなりしっかりとした設計が行われているように感じられました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。