昨日、玄箱の左右の筐体を固定する爪の受け口の部分を薄いステンレス板で補修しました。本日は、残っていた「折れた爪」の補修しました。
爪の受け口の補修(続き)
昨日、エポキシ接着剤で薄いステンレス板を爪の受け口の割れている部分へ接着しました。エポキシ接着剤がしっかりと固着したため、はみ出しているステンレス板をヤスリで削り落としました。一部は写真のようにホビー用ルータを使用して形を整えました。
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爪の受け口に貼りつけたステンレス板を整形しているところです。 |
実際に左右の筐体を合わせて問題がないことを確認しました。
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爪の受け口の勘合具合を確認しています。 |
折れた爪の補修
爪の部分が折れてしまったものは、ちょうど筐体を引っ掛ける部分から折れて無くなっていました。そこで、ここへL時型のプラ板を貼り付けて引っ掛ける爪とすることとしました。
まずは現在残っている爪の裏にあった補強のリブをヤスリで削り落としました。これはフックの部分を接着するときに邪魔となるからです。
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折れた爪の裏側のリブを削り落としているところです。 |
筐体と同じ ABS の樹脂板からフックとなる部分を切り出しました。およそ 8 ミリ幅で切り出しました。
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使用した ABS 樹脂板です。 |
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切り出した ABS 樹脂板です。 |
この切り出した ABS の樹脂板の先端をコテライザーのホットブローで直角に折り曲げました。
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ホットブローで ABS 樹脂板を折り曲げてフックとしました。 |
熱によって ABS 樹脂板が変形していましたので、ヤスリで整形しました。とくにL字型の内側の直角がきっちりとでるようにしました。
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ヤスリでフックの部分を整形しました。 |
残った爪の部分と今回作ったフックの部分を見物合わせで必要な長さに切断しました。
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フックの余分な長さを切断しました。 |
そしてこのフックをプラモデル用の接着剤で接着しました。接着剤が十分に乾燥したところで、フックの飛び出し量をヤスリで調整しました。
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プラモデル用接着剤でフックの部分を固定しました。 |
きっちり左右の筐体が固定出来ることを確認しました。これで筐体がしっかりと固定できるようになりました。
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今回修理した爪の補修箇所です。 |
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