2015年11月25日水曜日

Buffalo WZR-G144NH へ外部シリアルコンソール端子を設置

OpenWrt をインストールした バッファロー WZR-G144NH へ外部シリアルコンソール端子を設置しました。これはもちろん将来のファームウェア・インストールに備えてのことです。

シリアルコンソールの設置場所

いつものように4ピンに切り出したピンヘッダを小さく切り出した蛇の目基盤へハンダ付けしたものをシリアルコンソールの端子としました。

いつも使っているピンヘッダと蛇の目基盤によるシリアルコンソールの外部端子です。

このピンヘッダを設置することができる場所と上手くアクセスする場所を探しました。とは言っても、以前に WHR-AMPG においてシリアルコンソールの外部端子を設置した経験から側面のスライドパーツに隠れる部分のどこかにシリアルコンソールの外部端子へアクセスする穴を開ける予定でした。結局 LAN ポートのすぐ後ろにあるパルストランスの脇へ設置することとしました。

写真のパルストランスの脇にシリアルコンソールの外部端子を設置することとしました。


シリアルコンソールの電気配線

シリアルコンソールの外部端子とボード上のシリアルコンソールの端子をリード線で接続しました。このときリード線の長さを調整して、短すぎず・長すぎずの長さにしました。またシリアルコンソールの外部端子のピン配置はボード上のピン配置とことなり、シリアルコンソールの外部端子として標準的に採用している GND, NC, Rx, Tx の配置としました。

蛇の目基盤へハンダ付けしたピンヘッダへリード線を取り付けているところです。

このピンヘッダをハンダ付けした小基盤の裏側にボール紙をホットボンドで貼り付けて、絶縁と安定する台座の役目としました。

ホットボンドでピンヘッダの裏側へボール紙を接着しました。
絶縁と安定性確保のためです。


筐体へ穴あけ

シリアルコンソールの外部端子へ外部からアクセス出来るように筐体の側面部品へ穴あけを行いました。だいたい決めているシリアルコンソールの外部端子へアクセス出来る大きさと位置へ印をつけました。

鉛筆で穴を開ける場所へマーキングしました。

そして四隅に小さな穴(2 ミリ)を開けました。いつもであれば、連続していくつも穴を開けるところですが、今回は事情が違いました。

筐体へ四角い穴を開けるために四隅へ小さな休み穴を開けました。

四隅の穴の一つへ糸のこぎりの刃を通して、この四隅の穴を連結するように切り抜きました。糸のこぎりを使った理由は、穴の仕上げのためのヤスリがけが少なくなるようにとの配慮でした。

糸のこぎりで筐体へ四角い穴を開けました。
糸のこぎりで切り抜いた穴の様子です。

最後はヤスリで仕上げて終了です。

穴あけが終わった筐体です。






シリアルコンソールの外部端子の固定

シリアルコンソールの外部端子を穴に合わせて位置決めを最終的に行いました。近くにあるパルストランスの上部へマスキングテープを貼り付けて、穴の上から鉛筆で穴を位置の印を付けて、それを目印にしてシリアルコンソールの外部端子をホットボンドで固定しました。

ホットボンドで固定したシリアルコンソールの外部端子です。

再組立

三本のアンテナケーブルも所定の位置に合わせて、何か忘れ物はないか?確認をして筐体の左右を合わせました。

最終的な組み立ての前に各部の確認を行いました。

とりあえず左右の筐体を合わせたところで、シリアルコンソールの外部端子の動作状況を確認しました。


シリアルコンソールの外部端子の動作確認です。

シリアルコンソールの外部端子の動作確認が出来たところで、本格的に組み立てました。再度組み立てたところで、シリアルコンソールを接続して問題ないことを確認しました。

最終的な組み立てが終わったところで、再確認をしました。


以上でシリアルコンソールの外部端子の設置は終わりました。これでファームウェアのインストールやリカバリのときには、すぐにシリアルコンソールへアクセスすることができるようになりました。

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