まずは BIOS 画面からです。ちょっと表示が汚く、液晶パネルを覗き込む角度が狭いと思ったら DSTN 液晶パネルでした。そのためか液晶パネルの右側にあるスライダーは明るさ調整ではなく、コントラスト調整となっていました。一番よく見える位置へ調整をしておきました。DSTN 液晶を使用する様子をみると ThinkPad 380E は、やはり低価格の普及機の位置づけなのでしょう。
ThinkPad 380E の BIOS 画面です。 |
ハードウェアの各種バージョン情報です。 |
CMOS 用の内蔵電池(CR1220)は見た目にも新しいものが設置されていましたが、内部時計などもちゃんと動作していました。以前の所有者さんが出品前にでも交換したのでしょうか?
次にハードディスクから起動させてみました。以前の所有者さんがインストールしていたと思われる古い redhat Linux ( kernel 2.4.18-3 ) が立ち上がってきました。登録されたユーザー名やパスワードも教えられていなかったので、そのままではアクセス出来ない状態でした。しかし悲しいことか(笑)、過去の経験からあっさりと root パスワードをリセットして、root としてログインすることができました。PCMCIA の有線 LAN アダプタを取り付けて、通信が可能なことを確かめて、PC カードスロットに異常がないことを確認しました。
以前の所有者さんがインストールしたと思われる redhat Linux です。 |
こうしていろいろと確認を行っているととても気になることがりました。それは液晶パネルのほぼ中央部に1センチ程度の円状の赤い斑点と輪が見られることでした。一体この赤い斑点の原因はなんなのでしょうか? とても気になりますが、現在の私には改善をする手段がありません。
赤い斑点と輪の様子です。 中央部にあるので気になります。 |
この後、ハードディスクやメモリなどを専用のソフトウェアで試験を行って問題ないことを確認しました。ハードディスクの完全消去を行い、新しく OS をインストールする予定です。
PCMCIA カードから MS-DOS を起動させたところです。 |
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