IBM のサーバーに付いていた SCSI ハードディスクドライブ2台を久しぶりに動かしてみました。
SCSI ドライブの特徴はアクセス速度の速さですがそのためにプラッタの回転数が 10,000 回転と高速になっています。しかしこの高速回転が災いして騒音も大きなものとなっています。おそらく流体軸受けではなく、信頼性が高かったベアリング軸受けとなっているようで騒音がより高くなっているようです。
こんなことからアクセス速度のよさがあっても家庭内では使用することが難しいドライブでした。
しかしこの騒音を我慢しながらしばらく SCSI ドライブへシステムをインストールして使用していましたがやはり家人からも苦情が出てきて使用を中止せざるをえませんでした(笑)。
ハードディスクは定期的に動かしていないと知らない間に壊れていることもあるので、家人の苦情もものともせずに動かして DriveFitnessTest を行ってみました。
Quick test も Advanced test も無事に終了しました。
久しぶりに動かしてみると低騒音化が進んでいる我が家ではさすがにうるさく感じました。
今回は SCSI ハードディスクドライブに異常があるかないかの確認だったので、これで終了することとしました。
この写真は使用した Adaptec 社製の SCSI カード ASC-29160LP です。これもサーバーに付属していたものです。
DriveFitnessTest が判定したのは Tekram のチップ (DC-390W/U) でした。SCSI コントローラーチップに Adaptec のシールが貼ってあったのでここではじめて知りました。
今回のテストの後は Ultra SCSI 160 を使用することもないのでしばらく保管することとなりそうです。
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