さてウェブサーバーとして着々に準備が進んでいますが、データ通信の要(かなめ)となる Rthernet の部分の性能を調べてみました。
まずマザーボード上にある Ethernet のチップを調べてみると Realtek RTL-8110S-32 のギガビットのものでした。なおシステム上から調べてみると互換チップの RTL-8169 と認識されていました。
さていつものようにギガビットのネットワークハブを経由してファイルサーバーから FTP でデータのダウンロードの時間を計測してみました。データはおよそ 100MB のバイナリデータで、5回計測した平均値です。
RTL-8110S32 のデータ転送速度は 45,694KB/s という結果となりました。
ちょっとがっかりな結果となりました。これは玄人志向 GbE-PCI2 (VIA VT6122) がおよそ 30,000KB/s だったので、これより少しよい速度ですが、他の Intel や 3com のギガビットのネットワークカードの 66,000KB/s に比較すると見劣りします。
マザーボードに直付けされているチップのため他のマシンへ取り付けて動作の確認ができませんが、プロセッサの能力などを考えるとどうも RTL-8110S-32 の性能のように考えています。
このマシンへギガビットのネットワークカードを追加すると転送速度の問題は解決出来そうですが、すでに SATA-RAID カードが1個しかない PCI ソケットをすでに占有してしまっています。
さてどうしましょうか?
転送速度が少し遅いままウェブサーバーにするのは少し残念です。何かよいアイデアはありませんか?
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