2013年10月3日木曜日

ThinkPad 360CE の筐体割れを修理

先日入手した ThinkPad 360CE の筐体の割れている部分を修理しました。

本体の強度に影響する二ヶ所の割れを入手時に発見していました。このまま使用していると割れが大きくなって行く可能性もあると考えられるため、筐体の割れた部分を接着剤で補修することとしました。


一箇所目はフロッピーディスクドライブの側面部分にあるパネル部分です。ここは何か拡張を考えてはめ込みパネル構造となっています。どのように使用するのかは不明です。しかしこの側面に穴を空ける構造のため、筐体の一部が棒状になっていて、この部分が割れていました。力を加えると大きく亀裂が見える状況となっています。そこで、この取り外し可能なパネルと一緒に筐体へ接着してしまいました。もうこのパネルを開いて何かを取り付けることもないと思われるためです。なお使用したのは二液性のエポキシ接着剤です。

竹串の先端が割れている部分です。
強度を保つため取り外しパネルと一緒に接着・固定しました。

そして次はフロッピーディスクドライブのディスクの取り出し口の部分の割れです。表面の別部品のパネルの割れだけでなく、内部の筐体にも割れが発生していました。そこでここでもパネルと筐体を一体で接着剤で固定しました。ここでもエポキシ接着剤を使用しました。一部接着剤が表面にはみ出してしまいましたが、無水アルコール(エタノール)を染み込ませたティッシュで接着剤を拭き取り、綺麗にしておきました。アルコールは意外とエポキシ接着剤のはみ出しを綺麗にしてくれます。

竹串の先端部分が割れている部分です。
一旦割れている部分を広げて、接着剤を流し込み固定しました。
はみ出した接着剤はアルコールで拭き取りました。

この記事を書いている時間には、まだ接着剤が完全に硬化していないため十分な補修が出来たか結論が出ていませんが、従来からの経験ではこれで十分だと思っています。何か追加の補修を加えた時には、再びこのブログへ記述したいと思っています。

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