複写の終わった新しいハードディスク(WD30EZRX-1TBP)を PT2 サーバのマシンへ取り付けて動作確認を行いました。とりあえず簡単な操作では問題はないようです。完全に複写が行われたようです。
そしてハードディスクの WD30EZRX-1TBP のアイドリング待機時間の設定ですが、初期値の 8 秒から 300 秒へと wdidle3 にて変更を行なっています。Linux マシンの動作として録画が開始されても直ぐにハードディスクへ書き込みに行きません。いわゆるまとめて遅延書き込みを行なっています。それが初期値では 30 秒の設定となっています。書き込みと次回の書き込みの間(30秒)でハードディスクがアイドリングを開始しないように最低でも 31 秒の設定が必要ですが、余裕をみて 300 秒としました。
PT2 サーバのデータを全て複写し終えたハードディスク(WD30EZRX-1TBP)です。 |
PT2 用のマシンへ取り付ける WD30EZRX-1TBP です。 |
暑い季節ですので、ハードディスクの直ぐ上にある CD ドライブベイに取り付けた小型の冷却ファンも動作させてハードディスクの冷却に気を配りました。
ハードディスクの真上には小型の冷却ファンを取り付けています。 |
以下は、ddrescue の動作画面のスクリーンショットです。
終了3時間前の ddrescue の表示です。2899 GB まで複写が続いていました。そして不良セクタ数は 722 で、不良バイト数は 284 GB まで膨らんでいました。
終了 3 時間前の ddrescue の動作状況です。 |
終了 30 分ほど前に不良セクタは残ったままですが、全体の複写が終了しました。そして "Trimming failed blocks..." と表示されて、残った不良セクタの回復作業が開始されました。この回復作業によって多くの不良セクタが回復されました。
不良セクタの抽出中の ddrescue です。 |
そして "Retrying bad sectors...Retry 1" と表示されて、不良セクタの回復作業の再挑戦(リトライ)が開始されました。不良セクタも 209 、不良バイト数も 856 KB と激減していました。ここから不良セクタの再読み込みが行われました。
不良セクタの再読込中動作の ddrescue です。 |
そして回復作業の再挑戦の一回目の再読み込み(リトライ)で全ての不良セクタが回復されて ddrescue は終了しました。
全ての不良セクタを解消して終了した ddrescue です。 |
PT2 サーバの富士通 ESPRIMO D5210 の筐体も元に戻して、通常の録画作業に戻りました。
PT2 サーバとして新しいハードディスクは稼働を再開しました。 |
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