インターネット・オークションにて NEC / TOKO 製無線 LAN アダプタの TMW1059 を入手しました。どうも NEC 製プロジェクタ NWL-100E の付属品のようです。PC カード本体のラベルにプロジェクタの絵柄や型番が記述されています。
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今回入手した NEC / TOKO TMW1059 です。 |
アンテナの突出量の少なさ
本品の特徴は何と言ってもアンテナの小ささだと思います。 PC カードの本体部分からたった 2 ミリしかアンテナ部分が突出していません。もしかすると、アンテナ自体はこの突出部分に存在していないのかもしれません。おそらくプロジェクタのすぐ近くにパソコンを置いて、そこで操作することを念頭においているようです。
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TMW1059 のアンテナ部分の拡大写真です。 |
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SONY PCG-U3/P へ同着した TMW1059 の様子です。 |
我が家でアンテナの小ささで良く使っているのがアイ・オー・データの WN-G54/CBL でした。この WN-G54/CBL のアンテナの突出部分が 15 ミリあります。これと比較しても随分と小さいのが判ります。
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比較のために装着した WN-G54/CBL です。 |
さらにアンテナの突出量の少ないソニー PCWA-C150 の 4 ミリよりも更に小さいのです。
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比較のために装着した PCWA-C150 です。 |
確かにアンテナの突出量の少なさに比例して無線LANのアンテナ感度が引くように感じられます。逆に言えば、この TWM1059 を使う場所の近くに無線LANのアクセスポイントを配置さえすれば実用的に使用出来るとも言えます。
lspci の結果
なお内部で使用されているチップ情報を lspci コマンドで探ってみました。よくある Atheros のチップでした。ドライバは ath5k が対応しました。また無線LANの帯域は 2.4GHz 帯の IEEE 802.11 b/g モードの製品でした。
Ethernet controller: Qualcomm Atheros AR5212/AR5213 Wireless Network Adapter (rev 01)
産地偽装疑惑
本品の裏側のラベルを見て愕然としたことがありました。どうも産地偽装が行わた可能性があります(爆笑)。 英語表記では "MADE IN JAPAN" の文字があります。そして漢字(日本語表記ではない)表記でも「日本」の文字があるのですが、「産地」に当たる文字が日本ではまず使われることのない
簡体字となっていました。さらにこのような表記では「産地」などとは記述せず、単に「日本製」と記述するのが一般的です。とても日本の製品とは思われません。これも中国特有の産地偽装の一つなのかもしれません。NEC という日本を代表するメーカの製品としてはお粗末な対応のように感じられました(笑)。
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「産地」の部分が簡体字になっています。
一般的には単に「日本製」と記述されることが多いものです。 なぜかハングル表記も存在しています。 |
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