WLA-G54 へ OpenWrt をインストールしているところです。 |
Backfire 10.03.1 openwrt-brcm-2.4-squashfs.trx
OpenWrt には多くのバージョンが存在していますが、まず最初に Backfire 10.03.1 のうち、2.4 系カーネルを使用している openwrt-brcm-2.4-squashfs.trx を TFTP の流し込み法でインストールしてみました。無事インストールが終了して、起動しましたが、無線LAN部分が認識しないようでした。やはり kmod-brcm-wl のライセンス問題があるようです。
Backfire 10.03.1 openwrt-brcm47xx-squashfs.trx
上記の openwrt-brcm-2.4-squashfs.trx が上手く動作しなかったことから、2.6 系カーネルを使用している openwrt-brcm47xx-squashfs.trx を使用してみました。無線 LAN 部分を確認すると、kmod-b43 を使用しているためか、無線 LAN 部分を認識して動作できる状況となっていました。しかしプロセッサの速度が遅いためか? WPA2-AES での動作では、ping コマンドを使って通信確認するとパケットロスが発生していました。このパケットロスのため、ウェブサイトを閲覧しようとしても表示が非常に遅くなってしまいます。どうも WLA-G54 では Backfire 10.03.1 は荷が重いようです。
Attitude Adjustment 12.09 openwrt-brcm47xx-squashfs.trx
すでに Backfire 10.03.1 で動作が遅いということが確認出来ていましたが、せっかく倍増したシステムメモリを活かすためにもAttitude Adjustment 12.09 をインストールしてみました。インストールは成功したようですが、待てど暮らせど WLA-G54 から ping 192.168.1.1 の返答が返ってきませんでした。
Kamikaze 8.09.2 二種類
そこで動作が軽い古いバージョンの Kamikaze 8.09.2 のうち openwrt-brcm-2.4-squashfs.trx を TFTP の流し込み法でインストールしてみました。するとどうしたことでしょう。やはり WLA-G54 から ping 192.168.1.1 が返ってこないのです。インストールに失敗しているのかと思って TFTP の流し込み法で openwrt-brcm47xx-squashfs.trx の方をインストールしてみました。やはり ping の応答がありませんでした。
Backfire 10.03.1 openwrt-brcm47xx-squashfs.trx
先ほど動作確認が出来ていた Backfire 10.03.1 の openwrt-brcm47xx-squashfs.trx を再インストールしてみました。この Backfire 10.03.1 も ping が応答しない状況となっていました。もう何をしているのやら。デバック
本当であればシリアルコンソールへアクセスしてシステムの状態を観察できればよいのですが、残念ながらこの WLA-G54 では、シリアルコンソールの端子を以前から発見できていません。そこで「困った時の NVRAM 消去」を JTAG 端子から行なってみました。やはり ping の応答がありません。そして TFTP による流し込みインストールも受け付けなくなってしまいました。
WLA-G54 の NVRAM を JTAG で消去してみました。 |
フラッシュメモリの書き戻し
そこで JTAG を使ってバックアップしてあるフラッシュメモリの内容を書き戻してみることとしました。何と!最悪の結果となってしまいました。
フラッシュメモリへバックアップデータを書き戻している途中で動作が停止してしまうのです。何度繰り返しても停止してしまうのです。
TJTAG3 のフラッシュメモリへ書き込み動作の基本仕様として、まず最初に書き込む場所(今回はフラッシュメモリ全体)を消去した後にデータを書き込みます。そのためフラッシュメモリにはデータが完全に消去された状態となってしまいました。
自作で二本ある JTAG ケーブルを交換してみたり、書き込みパソコンを交換してみましたが、データの書き込みの途中で停止してしまう現象は発生してしまいました。
もうお手上げ状態となってしまいました(涙)。
今後 JTAG を使ってフラッシュメモリへの書き込みが出来ないものか調査してみたいと思っています。
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