年末にインターネット・オークションで落札していた商品が届きました。
まず一つ目はプラネットコミュニケーションズ(現プラネックスコミュニケーションズ株式会社 PLANEX)の ENW-3501-T です。CardBus ではない 16bit バスの古い形式の Ethernet カードです。もちろん転送速度も 10Mbit/sec の遅いものです。
どうして今更こんな古いものを・・・と思われるかもしれません。最近古い ThinkPad を次々に入手していますが、これらの内 Puppy Linux でも動作が遅くなりそうな ThinkPad を Dos で運用してみたいと考えています。ネットに接続しないでスタンドアローンで運用するのも寂しいものがあるので、Dos 用のパケットドライバーが用意されているネットワーク・カードを入手して Dos 上からネットワークへアクセスをしてみたいと考えていました。
先日入手した ThinkPad 560 で使用してみたかったのですが、まだキーボードが不調のままなので動作確認が出来ないのが残念です。そこで同時代の古い ThinkPad の 235 で動作確認をしてみました。
ThinkPad 235 には Puppy Linux 4.3.1 をインストールしてあります。ENW-3501-T を挿入すると NE2000 互換カードと認識しました。接続ウィザードで接続を設定して家庭内LANへ接続をしました。何の問題もなく通信ができました。さすがに NE2000 互換カードは安心して使えます。
この ENW-3501-T にはケーブルの根元の部分に三つの LED が設置されています。送信 (TX) と受信 (RX) の他、コリジョン(中央のLED)です。最近のものにはコリジョンを表示する LED が設置されることは稀なのでとても新鮮でした。もちろん性能のよいスイッチング・ハブを使っているのでデータの衝突は無く、コリジョンの LED が点灯することもありません。
今後 Dos 上でこの ENW-3501-T を使ってみたいと思っています。
二つめのアイテムは CF 型のモデムカードです。TDK CF MODEM DF56CF です。これも古い PDA 類を活用するためです。
古いパソコンには元々モデムが内臓されていることが多く、また PC カードスロットも用意されているので中古市場でも安価な PC カード型のモデムを選択することができます。しかし私が所有している PDA 類には PC カードを使用することが出来ず CF タイプのものが必要でした。そこで今回私の目に止まったこの CF 型のモデムカードをインターネット・オークションで入手しました。
古い PDA 類も時々充電するだけの状況となっていましたが、モデムカードを使って遊んでみようと考えています。
以前は無線LANなどで接続も行っていたこともありましたが、無線LANカードが 802.11b までの対応で、それも WEP までしかセキュリティに対応していないので、もう使用できない状況となっていました。この状況を打開するのに目をつけたのがこのモデムだった訳です。
自宅には電話回線を自由に使える asterisk が完備されているので FXO 端末を使って、自宅内のサーバーにアクセスをしてみようと思っています。今後サーバーの準備をしてゆきたいと考えています。
とりあえず入手した TDK CF MODEM DF56CF を SONY Clie PEG-NX60 へ挿入してみました。
ピッと認識音と共に画面にモデムカードを認識しました。
同様に SONY Clie PEG-NZ90 でも認識させてみました。こちらも問題なく認識しました。
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