CF カードを 2.5 inch ハードディスクと同じ 44 ピンコネクタへ変換するアダプタを購入しました。以前にも購入していたものと違ったものが届きました。
写真の左は今回購入した CF-IDE44/2.0mm ADAPTER V.B1 です。右側は以前購入した CF-IDE44/2.0mm ADAPTER V.H2 です。どうも最後の V.B1 や V.H2 はリビジョン番号のようで、今回購入した V.B1 の方が古いものの商品のようです。
この二種類のアダプタの大きな違いは44ピンコネクタの取り付け方法です。 V.B1 では L 字型に44ピンのコネクタの足を曲げて取り付けてあります。しかし V.H2 ではプリント印刷基盤へ44ピンの足を挟み込むようにして取り付けてあります。
早速 CF カードを取り付けてパソコンへ組み込んでみようと思いました。小型の ThinkPad 240 を CF 化したいと思っていましたので、ThinkPad 240 のハードディスクと交換しようとしました。
しかし今回購入した V.B1 では、アダプタのプリント印刷基盤の裏側に飛び出した44ピンコネクタの足が邪魔をしてハードディスクを取り付けるコネクタへ接続することができませんでした。どうもこの44ピンコネクタの足の飛び出しが原因で新しく V.H2 が作られたのではないかと思いました。
そこで以前購入していた V.H2 のアダプタを取り付けてみました。すっきりと取り付けることができました。新しくこのアダプタを購入するときにはこのリビジョンの新しい V.H2 の方を購入した方が良さそうです。
CF カードを取り付けた ThinkPad 240 の電源を投入してみましたが、 BIOS でハードディスクと認識されておらず、当然中にインストールしてある Puppy Linux も起動することはありませんでした。ちょっと残念な結果となってしまいました。
今回アダプタは3個購入してしまいましたので、このまま破棄してしまうのももったいないので、プリント印刷基盤の裏側へ飛び出した44ピンコネクタの足をグラインダーで削ってみました。
慎重に何度も削れ具合を見ながらの作業を繰り返しました。本当はピンの足とプリント印刷基盤が面一(つらいち)の状態までにしたかったのですが、プリント印刷基盤のパターンも削り取ってしまいそうなので、ほんの少し足を残す程度まで削りました。
この足を削り取ったアダプタ V.B1 を再び ThinkPad 240 へ取り付けてみました。物理的に取り付けることはできましたが、CF カードをハードディスクとして認識してくれませんでした。ネット上では CF カードをアダプタ経由で取り付けている事例があるので何らかの原因があるのかもしません。
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