キーボードの不良で進展がなかった ThinkPad 560 ですが、ようやくキーボードを取り付けることができました。
キーボードはインターネット・オークションで新しく ThinkPad 560E を落札して、この落札した ThinkPad 560E から取り外したものです。オークションの説明文では、ThinkPad 560E はまだ十分に使えそうな説明となっていましたが、実際に届いた ThinkPad 560E は全くのジャンク品でした。システムボードの不良によりフロッピードライブが認識しないとか、32MB までのメモリが認識出来ますが 64MB のメモリは 32MB として認識するなど、その他にもまだ発見出来てない不良も多数ありそうです。また筐体もパームレストを無理やり取り外したのかネジを受ける部分が各所で折れたり・割れたりしていました。どうもハードディスクを無理やり取り外して他のパソコンでフォーマットした模様です。ハードディスクのピンも大きく曲がっていました(苦笑)。インターネット・オークションではかつてから悪質な出品者がいたものですが、今回もその一人に当たったもようです(涙)。
このようなジャンクな状態の ThinkPad 560E ですのでキーボードも正常に動作するか不明でした。そこで ThinkPad 560 へ実際に取り付けて動作確認をしてみました。OS 関係は何もすることが出来なかったので、購入時に入っていた Windows95 のメモ帳でキーボードの文字入力をしてみました。完全にすべての組み合わせで動作確認をしたわけではありませんが英数字は無事入力することができました。今回入手した ThinkPad 560E はこのキーボードを入手できたことだけで善かったものとします。
ThinkPad 560 と ThinkPad 560E のキーボードを比較すると左右のトラックポイントの左右のキーの形状が異なっていることに気づきました。ThinkPad 560 のキーの方が赤い色の部分が大きく表示されていて、見た目の印象が善かったことからこのキーを移植することとしました。
これでようやく Linux などの OS のインストールが出来るようになりました。
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