昨日入手したばかりの ThinkPad 570 へ Puppy Linux (5.2.8) をインストールしてみました。
インストールと言っても、実はすでに他のパソコンで使用していた 2.5 inch ハードディスクを移設しただけでした。
この Puppy Linux を ThinkPad 570 上で使ってみて問題点をさらに洗い出そうと思っています。
まずハードディスクの装着の前にメモリの追加を行っておきました。本体にある 64MB ではメモリ不足は明らかなためです。手持ちの片面 8 チップ(両面 16 チップ)の 256MB のメモリを装着しました。念のために memtest86+ で動作確認を行っておきました。
このメモリの装着のときに気づいたのですが、この ThinkPad 570 の底面にあるネジの目隠しシールが剥されていました。どうも前のオーナーさんがすでにこの ThinkPad 570 の内部を開けてしまっているようでした。変な修理や改造が行われていなければよいのですが(苦笑)。
さてハードディスクの装着です。入手したときにはハードディスクのマウンタやネジ類は同梱されていましたが、ハードディスクだけは抜き取られている状態でした。そのため手持ちのハードディスクを装着する必要がもともとあったわけです。そこで幾つかのバージョンの Puppy Linux が既にインストールされていたハードディスクを ThinkPad 570 へ装着しました。単純にマウンタにハードディスクを取り付けて差し込むだけでした。
早速 ThinkPad 570 の電源を投入してみました。GRUB で OS の選択をした後、Puppy Linux 5.2.8 を起動させてみました。しかし写真のように起動途中で lupu_528.sfs が見当たらないとして停止してしまいました。
古いパソコンによくありがちなハードディスクの壁も考えてみましたが、このハードディスクの壁でファイルを発見出来ないとすると、GRUB のブート直後からファイルが見当たらないとなるはずです。
そこでインターネット上の情報を「ThinkPad 570」と「Puppy Linux」で検索してみたところ、あっさりと情報が得られました。それはブートロードのところで acpi=force の設定をすることでした。GRUB の場合、「kernel」の項目に追加することとなります。
ThinkPad 570 の電源を再度投入して GRUB 画面となったところで、起動させたい Puppy Linux を選択して、編集モード(E のキーを押す)へ入って一時的に起動オプションを変更しました。
写真のように kernel の項目の最後へ acpi=force を追加しました。これで B のキーを押してブートさせます。
すると先ほどまで停止していた部分もすんなり通過して行きました。
完全に Puppy Linux が起動したところです。この状態でキーボードの各キーを順番に押して正常に動作するかどうか確認をしました。その他 PC カードの上下に無線LANカードを挿入して動作確認などを行ってみました。
この様にして各部の動作確認をしていると、本体左側にある USB 端子が不調であることが判明しました。接続した USB マウスがコネクタの刺し込み具合によって認識したり/しなかったりしていました。どうもどこかが接触不良のようです。
もうしばらく様子を見て、この ThinkPad 570 の分解掃除と修理を行ってみたいと思っています。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。