2013年9月1日日曜日

アイコム VE-TA10 のバージョンアップ(1.70)は危険?


二台目の VE-TA10 の動作確認をしていると変な動作に気づきました。

およそ60秒間に一回の割合で、「050 IP 電話」の LED ランプが消灯して、数秒すると再び点灯するというものです。「050 IP 電話」のランプが消灯中は asterisk サーバーとの間の通信も途絶えてしまっています。おそらく、一旦切れた後、再び接続しなおすことを行っているようです。

もしかして二台目の VE-TA10 のハードウェアに何かのトラブルがあったのではないかと思って、一台目の VE-TA10 を取り出して様子を確認してみました。しかし一台目には問題はありませんでした。しかしよく確認してみると、一台目と二台目のファームウェアが異なっているのに気づきました。一台目は一つ古い 1.60 で、二台目は最新の 1.70 でした。

ちなみに asterisk サーバーの sip.conf の VE-TA10 の項目に qualify=yes として接続が維持できるように配慮してみましたが、効果はありませんでした。

最新のファームウェアだけが公開されている状況なので、古いバージョンのファームウェアに戻すことが出来ないため、最新のファームウェア(1.70)の問題なのかは不明です。そのため、現在 1.60 を使って、 asterisk サーバーに接続している読者さんは、バージョンアップをしばらく延期した方が良さそうです。

[ 追記 ] 対策案

次の方法で60秒で一度 asterisk サーバーとの接続が切れるのを防止することができました。

ブラウザ上の設定メニューで、「電話設定」>「050 IP 電話設定」の中にある「VoIP サーバ」の項目を、ドメイン名から、IP アドレスで設定したところ、異常動作がなくなりました。

どうしてドメイン名IP アドレスで違いがでるのかは不明です。

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