ThinkPad T23 の底面にある蓋を開けると ThinkPad シリーズでよく見かける 802.11b とモデムのコンボカードが装着されていました。
もともと装着されていた無線 LAN アダプタです。 |
このコンボカードは Intersil Prism シリーズのチップが使用されているため、念のためにファームウェアを確認してみました。
プライマリー:PK010005.HEX
ステーション:SF010303.HEX
ファームウェアのバージョン確認を行っているところです。 |
以前調査した ThinkPad X22 に装着されていたものと同一のファームウェアでした。
mini-PCI 無線LAN のファームウェア書き換え
http://near-unix.blogspot.jp/2010/09/mini-pci-lan.html
新しい無線 LAN アダプタを取り付ける前に、いつもの 1802 エラー対策として no-1802 を実行しておきました。
そして装着したのは少し前に入手していた Atheros AR5212 チップが搭載されたものでした。
Atheros AR5212 搭載の mini-PCI 無線LANカード
http://near-unix.blogspot.jp/2013/08/atheros-ar5212-mini-pci-lan.html
早速電源を投入してみたところ、再びエラーが発生していました。01C9 エラーでした。
01C9 エラーが発生したところです。 |
この 01C9 エラーも以前に ThinkPad X22 で対策したことがあったので、その時の記事を参考にして無線 LAN アダプタの情報を一部書き換えて対策を行いました。
ThinkPad 01C9 エラー
http://near-unix.blogspot.jp/2010/12/thinkpad-01c9.html
01C9 エラー対策のソフトウェアで対応しました。 |
簡単に無線 LAN アダプタを装着できると思っていましたが、意外と時間がかかってしまいました。これで ThinkPad T23 も内臓無線 LAN で楽々通信ができるようになりました。
内臓無線 LAN アダプタで通信をしている ThinkPad T23 です。 |
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