3Com 3CCFE574BT です。 |
本機(3CCFE574BT)は 10BASE-T と 100BASE-TX の二つの通信速度を持っている PCMCIA カードです。外観は、通常よく見かけるカプラーケーブルによってイーサネット・ケーブルと接続する方式のものです。
ただ興味深いのは、カプラーケーブルのコネクタの位置で、写真のように XJack コネクタを備えた 3CXE589ET と同じ場所に設置してあります。これは 3Com 社の一種の規格のようなものでしょうか? 表面のペイントなども含めて、製品群に統一感を感じます。
カプラーケーブルのコネクタの位置が、他機種とほぼ同じ位置にあります。 |
そして 10BASE-T と 100BASE-TX のどちらで通信しているかを示す LED ランプがカプラーケーブルのプラグの端面に二個備え付けられています。写真のように通信速度表示に対応する LED ランプが点灯するようになっています。ただ実際にデータを通信しているときも常時点灯をしたままで、通信中であることを示すように点滅を繰り返すことはしません。これも XJack 方式の 3CXE589ET と同様のようです。
10BASE-T で通信中の様子です。 |
100BASE-TX で通信中の様子です。 |
そして Linux でのドライバは 3c574_cs となっていました。手に入れた本機(3CCFE574BT)は、問題なく通信を行うことができました。
XJack 方式の 3CXE589ET のようにコネクタの出し入れが出来るなどの特徴はありませんが、普通の PCMCIA 方式のイーサネット・カードとして使用するには使いやすい製品だと思いました。
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