左側が今回入手した VE-TA10 です。 |
(参考)一台目の VE-TA10 を入手した時の記事はこちらです。
アイコム VE-TA10 を入手
さて手元に届いた VE-TA10 ですが、安価に落札出来る理由がありました。それは本体しか存在しないことです。電源アダプタや取扱説明書、ケーブル類などが一切ありませんでした。さらに外観に破損痕があることです。一応出品者さんは動作するということでしたが、本当かどうかは確かめてみなければ解りません。
台座のプラスチック部品に割れ目がありました。 |
早速一台目の電源アダプタを取り出して、二台目の VE-TA10 へ接続してみました。電源を入れるとちゃんと LED ランプは点灯しました。そこで背面にある接続コネクタへ各種ケーブルを設置して通話試験の準備に取りかかりました。
自宅の asterisk サーバーへレジストする前に VE-TA10 本体の設定を行う必要があります。まず最初に背面の「初期化」ボタンを長押しして初期化を行います。すべての LED ランプが赤色で点滅するので初期化が完了したのを確認できます。
初期化中の VE-TA10 です。 |
次に背面の「設定/PC」の LAN コネクタとパソコンをイーサネット・ケーブルで接続して設定を開始しました。パソコンの IP アドレスなどは VE-TA10 の DHCPD の機能によって自動的に IP アドレスなどが配給されます。
アナログ電話機とパソコンを接続して設定をしているところです。 |
パソコンのブラウザから「 http://setup.html 」へアクセスを行うと、VE-TA10 の設定画面へとたどり着けます。一通り設定をしたところで、ふとファームウェアのバージョンを確認すると 1.40 となっていました。最新のバージョンは 1.70 となっていて、バージョンアップを促していました。一台目の時には体験出来なかったバージョンアップをこの二台目で体験することができました。
ソフト更新のランプが赤に点灯していたら、 ファームウェアのアップデートが必要です。 |
バージョン確認をすると 1.40 でした。 新しいバージョンへアップデートするように促していました。 |
新しいバージョンのファームウェアをダウンロードしているところです。 |
新しいバージョンをフラッシュメモリへ書き込んでいるところです。 |
バージョンアップ終了後は、自動的に再起動が行われました。 再度バージョンを確認してみたところです。 |
バージョンアップも終わり、設定も終了したところで、本体の再起動を行いました。無事接続も完了して、通話も正常に行うことができました。
さて問題なのか電源アダプタなのですが、手元に VE-TA10 に適合する 9 ボルトの電圧の電源アダプタが複数あったので、これを流用することとしました。ただ今回四個あった9 ボルトの電源アダプタの内、何と二個が電圧が出てこない故障品となっていました。使用しないまま保管しても故障してしまうものなのでしょうか?びっくりしてしまいました。
追加で入手した VE-TA10 ですが、使い道もなく、しばらく保管することとしました(涙)。
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