プラネックス GW-US54HP です。 |
USB コネクタの根元の部分にジョイントがあり、方向に制限がありますが、ある程度自由にアダプタ本体の向きを変えることが出来る構造になっています。だた中古品ということもあって、このジョイント部分がユルユルの状態になっていて、どの方向へも向けることができますが、その方向で 固定できるとは限らない状態となっています(笑)。
本体と USB コネクタの間にジョイントがあるため、方向が変えられます。 |
早速ノートパソコン(ThinkPad G40)へ取り付けて動作確認を行ってみました。
写真のように本体上部に並んでいる LED ランプが賑やかに点灯するようになっていて、目視でも楽しめる?ようになっています。
LED ランプの様子です。 手前から、電源、転送、電波強度 1〜5 |
ドライバーは rt73usb が自動的に読み込まれていました。デバイス情報を読み込んでみると、販売元の「PLANEX GW-US54HP」の他に、委託製造先と思われる「Abocom 802.11 bg WLAN」の情報も読み取れました。
では通信状態を確認するために、いつもの FTP 転送による約 100MB の単一ファイルのダウンロードの速度計測を行ってみました。
ダウンロード速度は速いことに間違いはないのですが、非常にバラつきが大きい結果となりました。そこで転送状態を DD-WRT のモニター機能で確認してみました。するとどうでしょう!転送が途中で途切れてしまうことがあるようです。確かに転送が途切れるときには、本体に設置してある LED ランプのうち、五つある電波強度のランプが一斉に消灯してしまうのです。どうも電波の状態がよくないようです。
GW-US54HP の転送状態のグラフ。 通信が途中で途切れてしまっています。 この時に平均転送速度 2382KB/s です。 |
本体の向きを垂直に立てて使用していていましたが、水平方向へ寝かせて転送速度の計測を行ってみました。するとどうでしょう!今度は安定してデータを転送してくれます。どうもこの無線LANアダプタは本体(アンテナ)の向きに神経質のようです。もし使用中に強度を示す LED ランプが一斉に消灯するときには本体(アンテナ)の向きを調整した方がよいようです。
アンテナの方向を改善した GW-US54HP の転送状態のグラフ。 通信の途切れがありません。 この時の平均転送速度 2719KB/s です。 |
今まで USB 型の無線LANアダプタであまりよい思い出がないので、debian や Puppy Linux で上手く動作するか心配でした。しかしこの WG-US54HP は本体(アンテナ)の向きに注意さえすれば問題なく使用出来ました。今まで PC カード(PCMCIA)タイプの無線LANアダプタを主に収集してきましたが、これからは USB タイプも集めてみようと思っています。
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