ウェブサーバーのハードディスクは昨年の夏に交換していました。(この辺りの内容) しかしこの頃仕事が急に忙しくなりウェブサーバーと一緒に設定してある samba による共有ハードディスクスペースが急激に消費されてしまってハードディスクの容量不足の警告が何度も出てくるようになってきました。
ハードディスクの中には不要なファイルもごっそりあるのでこれらを整理すれば容量不足も解消されるはずなのですが、この忙しいときに慌ててハードディスクの中の不要なファイルを消去していると つい必要なファイルも消してしまう危険性があるのでどうしたものかと考えてしまいました。
過去にも同様なことがあったときに本当に必要なファイルを消してしまってかなり困ったことを経験しています。そこで今回は価格も安くなった 2TB のハードディスクへ交換しようと考えました。
容量を増やすのであればハードディスクの追加も考えられます。この方が時間もかかりません。また現在使用しているハードディスクも一年を経過していないのでまだまだ使用しても問題ないものと思われます。
しかし現在のウェブサーバーとして使用している IBM IntelliStation M Pro から HP dx6100ST へ切り替えることを前提として考えるとハードディスクを一つにまとめておく方が便利です。また電力の消費量もハードディスク2台よりは1台の方が安いので24時間運転を前提としているのでハードディスク一台の方が優位です。
そこでパソコンショップへ出かけてハードディスクを購入してきました。さすがに消耗品のハードディスクはインターネット・オークションの中古品を購入したくはないので初期不良にも迅速に対応してもらえる地元のパソコンショップで購入しました。
購入したハードディスクはいつも愛用してる日立のものです。 HDS723020BLA642 の型番のものでした。価格は8,780円でした。地方都市のパソコンショップのため多少高めのようですがこれは仕方のないことです。
最近は日立のハードディスクもしっかりとした箱に入っています。以前は本当にバルク状態で販売されていたことを考えると随分と販売方法が丁寧になったものだと思います。写真は箱から中身を取り出した状態です。取扱説明書と取り付けネジ4本が同封されていました。
さらに密閉された袋からハードディスクを取り出して外観を眺めてみましたが特に目新しいものはありません。逆に以前袋に同封されていた除湿材が無いことが新しい発見でしょうか。袋の中に窒素か何かが充填されていたのでしょうか。
取りあえず dx6100ST のケーブル類を内部から引き出して筐体の上面部分でハードディスクのコピー作業などがしやすいように準備をしてハードディスクを取り付けてみました。
SATA ドライブ用の電源コネクタは2個あり、マザーボード上には2個目の SATA ドライブを接続するためのソケットも用意されています。このためのこのマシン上でコピーが出来るようになっています。
ウェブサーバーを停止させてコピーするにはかなりの時間を要するためすぐに取りかかることができません。ウェブサーバーの中には imap4 のメールサーバーもあるため、停止させると仕事の多くを止めなければならないからです。作業は深夜になってからはじめたいと思っています。翌日のお昼までに終了すればよいものと思っています。
コピーの準備としてハードディスクをフォーマットしてそれぞれ必要なエリアを確保しておくこととしました。FreeBSD のインストールディスクによって起動させてハードディスクのフォーマットなどを行ったついでに仮に FreeBSD 7.4 のシステムをインストールしてみました。動作確認もこれで出来ると考えたからです。
インストールは無事に完了して問題なく動作しています。写真はハードディスクの中のスライス(FreeBSD のパーティションのようなもの)の様子です。自動設定を行ってみましたが SWAP や /var の容量に不安を覚えたため一度取り消して手動で設定しなおしました。肝心の /usr 領域は 1.8TB 程度が確保出来たようです。後はコピー作業の開始を待つだけです。
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