2010年12月9日木曜日

二台目の ThinkPad A30


たまたまヤフオクで安く入手することができました。ThinkPad A30 は友人から安く入手したものがありましたが、非常にヘビースモーカーであることからタバコ特有の臭いがそこここから臭ってくるものでした。何せキーボードの一部がタバコの火で解けているほどですから(笑)。タバコ片手にパソコンを使っていたことは明白でした。

手の届くところは丁寧に拭き掃除も行っていましたが、パソコンを動作させ続けると CPU ファンが動作すると同時に内部にこもっていたタバコの臭いが一斉に放出される状況に辛いものを感じてしました。しかし使っていると結構能力も高く使いかってのよい ThinkPad A30 を手放す気にもならないことから、今回中古の ThinkPad A30 を入手してパソコンを入れ替えることを画策したわけです。

落札した ThinkPad A30 は現在手元にある ThinkPad A30 とほぼ同様の仕様でプリインストール OS が Windows98 モデルだったようです。

Pentium3=933MHz , mem=256MB+512MB , HDD=なし

しかしキーボードのすぐ下に貼り付けられているシールは WindowsXP のもので、すでにニコイチやサンコイチになっているもののようです。意外と前途多難なものを落札してしまったのかもしれません。こんなことができるのはマニアさんしかいませんし、多くの場合ニコイチのものは悪い部品を組み合わせて作ったものをオークションに放流することが多いので辛いところです。

さて検査をしようとしたところ外観は結構汚れていてとても触れる感じではありませんでした。出品者は普通に使用していたということですが、キーボードの表面のホコリの様子をみるかぎり、長く放置していたものをそのまま出品しているようにもみえました。

何はともあれしっかりと絞った濡れ雑巾で表面をひたすら拭きつづけました。雑巾がみるみる汚れてゆきました。液晶パネルの表面には指先で触った油脂が残っていて、これは水では落ちないなので消毒用のアルコールで拭き取りました。だいたい表面部分が綺麗になったところで各部に鼻を近づけてタバコの臭いなどのチェックを行いました。気になる臭いがなく一つ安心しました。

そして今まで使用した ThinkPad A30 からハードディスクのユニットを抜き出してそのまま差し込んで起動試験を行いました。何の問題もなく立ち上がり、接続していた有線LANでもちゃんと通信ができました。そしてしばらくいろいろなソフトなどを立ち上げては動作に問題ないことを確認できました。

気になったのは CD ドライブが少し音が高いことでしたが、これは今までの ThinkPad A30 のものと入れ替えることで対応することとしました。そして液晶にもドット輝点が一つ。暗点はそれほど気になりませんが、輝点は気にし始めると気になるものです。

内部まで開いて調査していませんが、そんなに悪い部品を集めて組み立てたものでもないようです。しばらくこの落札したばかりの ThinkPad A30 で様子をみて問題がなければ、今までのものをオークションなどで処分しようとかと思っています。

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