まずパソコンの紹介です。いつも実験的な作業をするために使っているパソコンです。マザーボードは Intel D845GVSR が搭載されています。ビデオでトラブルが発生することから PCI バスのビデオカードを使っています。
なおこのパソコンの筐体はもう10年以上も前に購入したソフマップブランドのものです。もともとあったマザーボードや電源ユニットは交換してしまってもうありません。もう部品同士をつなぎ止めるだけのものとなってしまいました。しかしこの様に使いつづけるのもリユース極まった感じです(笑)。
さて使用するプロセッサの紹介です。
元々搭載されていたプロセッサは実は知らなくて今回はじめてプロセッサ本体を拝むこととなりました。プロセッサを確認しないまま中古マザーボードを組み込んだものですから。
搭載されていたプロセッサは Celeron ( 2.6GHz/128MB/400MHz/SL6WS ) でした。
そして追加して入手していた Celeron D ( 2.8GHz/256MB/533MHz/SL7NW ) も一緒に試験をしてみることとしました。
しかしこの後 Celeron D に悲劇が。。。何とピンが曲がっていたようで、ソケットに上手く挿入出来なかったようで角の1ピンが折れてしまいました。元に戻そうとしたところピンがポロリと外れてしまいました(涙)。電源を投入してもファンが回転せずまったく反応がなかったのでこの異常を知りました。もう時既に遅しの状態だったのです。これからはよく注意してプロセッサの挿入を確認したいと反省しているところです。
さて試験方法ですが Puppy Linux 4.3.1 std の中にある性能試験を使用してみました。
やはり動作速度の速い Celeron の方が数値がよく Pentium4 は成果が芳しくありませんでした。
Test menu | Celeron | Pentium4 | |
CPU Blowfish | 36.01 | 38.97 | lower is better |
CPU CryptoHash | 36.52 | 34.04 | higher is better |
CPU Fibonacci | 5.82 | 6.52 | lower is better |
CPU N-Queens | 11.61 | 12.54 | lower is better |
FPU FFT | 9.43 | 9.14 | lower is better |
FPU Raytracing | 32.93 | 36.44 | lower is better |
しかし動画などを閲覧すると Pentium4 の方がスムーズに表示されるように感じます。そこでプロセッサの総合能力を他の方法で知るためにブート時間の比較を行ってみました。すると結果は逆転して Pentium4 が早く起動して Celeron を上回っていました。これが本当の実力ではないかと思っています。
boot menu | Celeron | Pentium4 | |
Debian Lenny | 47.72 | 44.89 | lower is better |
Puppy Linux 4.3.1 | 37.09 | 33.80 | lower is better |
grub メニューから起動時間を計測開始してデスクトップのアイコン類がすべて表示し終わるまでの時間を計りました。
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