お盆と正月の時期の年二回、自宅に保管しているハードディスクを定期的に Drive Fitness Test を使ってテストをしています。もちろん正常動作をすることを確認する他、ハードディスクの調子を整える?ためです。
個人的な考えなのですが長く放置しているハードディスクはいつの間にか動かなくなっていることを多く体験しています。放置している間に寿命が尽きたと考えるのが正当なところなのかも知れませんが、これを時折起動させていると寿命が伸びるように感じています。このようなことから定期的な動作確認を行っています。
この写真は保管中の IDE ハードディスクたちです。この他 SATA ハードディスクや、ノートパソコン用の3.5inch ハードディスクもあり、順次 Drive Fitness Test の作業を繰り返しています。何とも地味な作業です。仕事の合間をみてはハードディスクを交換してテストを繰り返すことを続けています。
Drive Fitness Test は次の HGST ( Hitachi Global Storage Technologies ) のホームページから入手することができます。この Drive Fitness Test の他にも各種のツール類も入手できます。HGST 製のハードディスクの内部設定を行う Feature Tool は同社製のハードディスクを持っている人であれば持っていた方がよいツールです。
http://www.hitachigst.com/support/downloads/
Drive Fitness Test はメーカーを問わずテストをすることが出来るのでとても重宝しています。
Drive Fitness Test は短時間で終了する Quick Test と、じっくりテストする Advanced Test の二種類から構成されています。
テストを実行して異常が無ければ緑色の表示で Operation completed successfully と表示されて終了します。しかし異常が発見されたときには赤色の表示となります。異常が発見されたときには対応可能なものについては対応策が表示されます。例えばローレベルフォーマットを行うとか。
私は取り合えず Quick Test を行って異常がなければ再度 Advanced Test を行うようにしています。今の寒い時期だといきなり激しいシーク動作をさせるのもハードディスクにとっては負担になるのでは?と思っているからです。取り 合えず軽く Quick Test で体を温めた後、本格的に調べるという二段階の方法を採っています。
これは今回のテストではありませんが以前 Drive Fitness Test を行った時に発見した異常の参考例です。
なんとも毒々しい表示です。部分的にセクタを代替えのものに置き換えるか全体を消去するローレベルフォーマットを行うか選択がありここでローレベルフォーマットを選択してみました。
これがローレベルフォーマットの様子です。途中でいきなり終了してしまいました。
結果は見事にローレベルフォーマットも失敗してしまって単なるハードディスクという金属の箱になってしまいました(涙)。
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