久しぶりに ThinkPad X22 のネタです。
古い無線LANカードを抜き去っていたままでしたが、Atheros のチップが搭載された mini-PCI カードを入手することが出来たため、これを装着してみました。
いつものように裏面にある3本のネジを外して、表面側にあるキーボードを取り払い mini-PCI のソケットにアクセスできるようにしました。そして新しい Atheros の mini-PCI 無線LANアダプタを取り付けました。そして元々あったアンテナを接続して、キーボード類を元通りに装着し直すとインストール完了です。
しかし電源を入れると BIOS 部分で 01C9 という警告エラーが表示されるようになりました。このまま起動させるには ESC キーを押せばそのままパソコンは立ち上がり、無線LANアダプタも無事認識されて通信を行うことが出来るようになり問題はありませんでした。
しかし毎回起動時にエラーが表示されるためこの対策をネット上で検索すると対策パッチが存在することを知り、これで対策してみました。以下はその様子です。
参考URLはこちらです。
http://www.thinkwiki.org/wiki/Problem_with_error_01C9_-_More_than_one_Ethernet_devices
英文のページですが内容は簡単でした。
ThinkPad の特定の機種にこのエラーの対策パッチを当ててくれるブート CD で無線LANアダプタへパッチを適用させるだけの内容です。
対策出来る機種は次の通りでした。
まず参考ページに指定されているブート CD の iso ファイルのダウンロードを行います。
wifi_v2.zip
このファイルを解凍して iso ファイルを取り出します。
ibm_wifi_v2.iso
この iso ファイルを CD-R へ焼き付けます。もちろんファイルとしてではなく、iso ファイルとして取り扱います。この意味が解らない人は絶対にこのパッチを使用しないでください。絶対に無理です。
ThinkPad X22 のウルトラベースの CD-ROM ドライブへ先ほど焼き付けたブート CD を挿入してパソコンを起動させます。
すぐに linux ベースの OS が起動している様子がコンソール画面を流れてゆきます。どうも slackware を元にしているようです。
まず最初にこの警告画面が表示されます。1802 エラーと 01C9 エラーを取り除くものであることが表示されています。そのまま
これで ThinkPad X22 は警告なしに起動をするようになりました。
このパッチを適用するとどうも Atheros チップの無線LANアダプタのファームウェアが変更されてしまうようなので、もう元に戻せない可能性があります。と言うかその覚悟で適用させてください。
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