2011年1月15日土曜日

Schwarz Kasten (シュバルツ・カステン)


久しぶりに ThinkPad 535X (CPU=MMX200MHz,MEM=96MB) と ThinkPad 235 (CPU=MMX233MHz,MEM=160MB) を並べてみました。ThinkPad 235 には価格の高かった 128MB の EDO-RAM を装着しています。

どちらも Puppy Linux 4.3.1 std をインストールしてあります。同時に起動させるとやはり ThinkPad 535X が先に立ち上がってきます。ハードディスクの DMA アクセスの有無の差が現れているようです。ThinkPad 235 は linux 系のドライバーで PIO モードにしかならず DMA アクセスが出来ないようです。

ただ液晶画面を比較すれば一目瞭然なのですが、色の発色の良さは ThinkPad 235 に軍配が上がります。やはり色数の少なさなどが大きく影響しているようです。

もはや写真など色の再現性の良さなどを比較するパソコンでもないので ThinkPad 535X の色の悪さはさほど気になりません。こうして比較して改めてこれほど悪かったんだと認識する程度です。


以前はこの二台のパソコンをいつクロックアップするかと考えていたものですが、もうこうして保存状態になってしまうと現状を如何に維持するかが心配となっています。改造で壊してしまうかもしれない行為はできるだけ避けたいところです。

もう少しこの二台の ThinkPad の紹介です。これは発熱の多い電源アダプターです。
左が ThinkPad 535X 用(P/N 83H6340,output=16V/3.36A)で、右が ThinkPad 235 用(P/N 12J1441,output=16V/2.2A)のものです。


内部を確認していないので不明なのですが、スイッチングレギュレータではなく、シリーズレギュレータを使っているのでしょうか?パソコンを動作させていても動作させていなくても熱くなっています。夏場は結構心配になるほどです。



そしてネット上で古い ThinkPad のことを検索すると「弁当箱」と比喩しているものをよく見かけますが、確かに液晶パネルを閉じれば弁当箱らしい姿になっています。私もなかなか気に入っている比喩だと思っています。

しかし弁当箱もよいのですがもう少しお洒落な表現はないものかと考えてみました。ドイツ語で黒い箱を意味する Schwarz Kasten (シュバルツ・カステン)などはどうでしょうか?アメリカ企業の製品にドイツ語のネーミング?と違和感もあります。しかし ThinkPad は全世界で販売されていた製品でもあるのでドイツ人は愛着を込めてこんな呼び方をしていたら嬉しいなと思っています。

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