昨日故障していることが判明したスリム型の DVD ドライブを分解しました。数多くの小さなネジを回収することが目的でした。この様なドライブの分解掃除をするときに小さなネジを紛失することが多く、このような機会にネジを回収しては再利用するためです。
今回はさらに別の部品も回収しました。小さなマイクロスイッチです。小さな爪の先が押されるとオンとなるものでした。
以前から NetVista M41 Slim の CD ドライブの調子が悪かったのです。ディスクを挿入しもすぐにトレーが排出される状況で、上手く挿入することが出来てもディスクの読み込み途中でやはりトレーが排出されてしまう事態がたびたび発生していました。
原因はどうもトレーが挿入されたことを検出するマイクロスイッチの不良であることが予想されていました。テスターでこのマイクロスイッチのオン・オフの状況を観察してみると、スイッチが押し込まれてオンであるはずのときにでもこのスイッチの爪を揺らすとオン・オフを繰り返すことを確認していたからです。
そこで先日のジャンクパソコンから回収した DVD ドライブがやはり不良品であったことからこの内部にあるマイクロスイッチを回収してこの調子の悪い CD ドライブへ取り付けてみようと考えたのです。
早速交換作業に取りかかりました。プラスチックの形成部品であることからハンダ付けも手際の良い作業が必要となってきます。古いスイッチをハンダごてで外して新しく回収したばかりのスイッチを取り付けました。
一応テスターでオン・オフの試験を行いました。どうも以前のように揺らしてもオン・オフを繰り返すことはないようです。この状態で再度組み立ててパソコンへ装着しました。写真の黒いマイクロスイッチが回収して交換したものです。
どうも修理は成功したようで以前のようにトレーが勝手に排出されることもなく調子良く稼働をしています。
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