2015年3月11日水曜日

Buffalo WHR3-AG54 へ DD-WRT をインストール(失敗)

昨日の Shibby 版の Tomato ファームウェアの成果が芳しくなかったことから DD-WRT のファームウェアをインストールしてみました。DD-WRT の公式ウェブサイトでも、WHR3-AG54 に関するダウンロード・ページが存在して、十分に動作しているようでした。大変、期待を持ってインストールを試みました。インストールは、いつもの TFTP による流し込みインストールです。

DD-WRT のダウンロードのページです。
今回使用したファームウェアは、Broadcom VINT std-Webflash image = dd-wrt.v24-13941_VINT_std.bin です。ビルド番号は古いのですが、何故か新しくなっているバージョンです。


もう最初に結論を述べますと、インストールそのものは成功して、DD-WRT のブラウザによる設定画面へも辿り着くことができました。そして無線LAN環境の設定も 5GHz 帯の IEEE 802.11 a モードも認識して設定可能であることも確認できました。

しかし、残念なことに ESSID が通常の DD-WRT ではなく、MAC アドレスに設定されており、これを他のものに変更すると電波を見失ってしまいます。また MAC アドレスに基づく ESSID の状態においても、電波を発見するところまでで、送受信が出来ない状況でした。

動作が変なので、その他の設定項目も調べてみると、通常ありえない設定値が設定されていたりしました。DHCP サーバの IP アドレスの払い出し開始 IP アドレスの部分に本体ならば、"1" 以外の数字(2 〜 254)の値が入るはずのところへ、"192.168.11.1" といった IP アドレスの一部ではなく、一揃えが入力されていました。

こんな状態のため、何となく、nvram を初期化(全消去)を行いたいところでした。しかし、前回の WHR2-A54G54 で nvram の初期化によって動作不良に陥る心配もあったため、初期化を諦め、不自然なところを一つずつ手作業で直してゆくこととしました。

しかし Administrator の設定項目のところで、値を変更しても元に戻ってしまう部分があり、何度か行なっていると、本機(WHR3-AG54)が再起動をして、もう動作しなくなってしまいました(涙)。DIAG の赤いランプが電源投入当初は点灯していますが、その後、消灯していることから、全く故障してしてしまったわけではなく、まだ一部が動作しているようでした。

今後、分解してシリアルコンソールを繋いで、動作状況を確認してみたいと思っています。

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