できるだけ現状のまま保管をしておきたかったのですが、ThinkPad 600E の本体を持った後、他のものを持つと黒いネバネバが付着することがあり、もう我慢がならなくなって洗浄することとしました。
今回、ラバー塗装を剥がした ThinkPad 600E です。 |
写真のように GSI クレオス社のミスターカラーの薄め液で洗い落としました。私個人の感想では、粘着テープのネバネバや油性の汚れを落とすのに最適な洗浄液だと思っています。
この薄め液をキムワイプへ染み込ませて拭きとっていましたが、全然捗らない状態でした。
そこで薄め液を刷毛に含ませて表面のラバー塗装の上で何度も往復させると、ラバー塗装が薄め液で粘土状に浮き上がってきます。そこをボロ布で拭き取る作業を繰り返すことでラバー塗装を剥がし取ることができました。
最後はキムワイプに染み込ませた綺麗な薄め液で何度も表面を拭いて綺麗にしました。
液晶の天板部分だけラバー塗装を落としました。 底部品のラバー塗装はそのままです。 |
ラバー塗装は剥がれたのですが、どうもプラスチック筐体とラバー塗装の間にプライマーのようなものが吹きつけられているのか?その部分が残っているようです。表面を触ると、ラバー塗装っぽい感触があります。少し白っぽくて、微妙に光の加減で筋っぽいものが見えますが、これはこのまま残して使用したいと思っています。
光の角度で表面の白い模様が見えてきます。 |
そして今回は液晶パネルの天板部分だけを落としました。筐体底部分にもラバー塗装が施されているのですが、この部分はまだネバネバがひどくないので、しばらくこのままにしておく予定です。この底部分には白色の印刷もあるので、これらが消えてしまうのがもったいないためです。
ネバネバのラバー塗装から開放されて、さらさらの表面を触るととても気持ちが良いものです!
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