2014年9月9日火曜日

SONY PCG-SR1M/BP へ Puppy Linux 5.7.1 JP をインストール

表題の通り PCG-SR1M/BP へ Puppy Linux 5.7.1 JP をインストールしました。

Puppy Linux をインストールした PCG-SR1M/BP です。

昨日、本機について記述したように、本機自体でインストール作業が不可能と判断したことから、別のデスクトップマシンへ本機のハードディスクを接続して Puppy Linux をインストールしました。

インストールはフルインストール(Full Install)を選択しました。もちろんメモリが 128MB しか装備されていない本機において、メモリの消費を少なくするためです。

別のデスクトップマシンで Puppy Linux をインストールした後、ハードディスクを本機に戻して起動させてみました。

代理インストールでありがちなことですが、GRUB4DOS の menu.lst のハードディスクの設定が間違っており、起動することができませんでした(苦笑)。--- hd(1,0) とか sdb1 とかになっていました ---
GRUB の起動画面で編集モードに入って一時的に起動コードを修正して Puppy Linux を起動させることができました。起動して Puppy Linux の初期設定を済ませた後に一番最初に行ったのが、この GRUB4DOS の menu.lst の修正でした。

GRUB4DOS の設定でミスを犯してしまいましたが、
無事起動させることができました。

Puppy Linux の操作感覚ですが、思った以上に軽快に動作していることに驚きました。メモリは 128MB なのでスワップ動作も多いのですが、そこそこ速い Celeron 550MHz のプロセッサの力によるものだと思われました。

しかしメモリ 128MB の壁は厳しく、Puppy パッケージマネージャでパスワード管理を行う KeePassX をインストールしようと思って、パッケージのデータベースを更新しようとしたところ、いくつものエラー表示が出てしまって、その後インストールも出来ませんでした。どうも途中で行う sort コマンドでメモリ不足からエラーとなってしまった模様です。やはりメモリの追加は必須のようです。

Opera ブラウザを使ってネット閲覧を行なってみましたが、本機の右側面にあるジョグダイヤルが有効になっていて、意外に使いやすいものでした。ただジョグダイヤルでありがちな動作不良(時々反応しないなど)もあり、このジョグダイヤルを掃除したいと思いました。

右側面にあるジョグダイヤルです。
意外と使いやすいと思いました。
クリックにも対応しており、センターボタンの割り当てになっていました。

そして本機の左側面にあるメモリスティックのスロットへメモリスティック(FAT16 でフォーマット)を挿入してみましたが、Puppy Linux では認識できませんでした。dmesg や /var/log/messages に反応した様子が見られませんでした。ただメモリスティックをスロットへ挿入した瞬間、本機の左手前にあるメモリスティックの LED ランプが1秒程度点灯した後、消灯しています。本機のハードウェア的にはメモリスティックを認識しているのでしょうか? なおここで使用したメモリスティックを USB カードリーダへ挿入して本機へ接続するとちゃんと認識してくれるので、メモリスティックには問題はないようです。

何故かメモリスティックには反応しませんでした。

いくつか問題点などが見つかった Puppy Linux をインストールした PCG-SR1M/BP ですが、今後メモリを増設するなどを行なってみたいと思っています。メモリ不足に伴う問題はありましたが、意外に使いやすいマシンに感じました。

PCG-SR1M/BP のメモリを増設してみたいと思っています。

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