念願だった ThinkPad 600 シリーズのうち ThinkPad 600E (2645-5AJ) を入手しました。いつものようにインターネット・オークションで落札してきました。
出品者さんは中古パソコン屋さんだったので安心して取引ができたのですが、意外な故障が存在していてちょっとがっかりな部分もありました。
まず液晶パネルを閉じた状態です。いわゆるゴム状塗装が行われていますが、ネバネバという状態を越えて溶け始めていました。古い ThinkPad でよく見られる現象です。新品のときにも少し粘つく印象のあるものでした。ThinkPad 愛好家であればこのままオリジナルのゴム状塗装を残しておくのが常道なのですが、いかんせん表面に触る度に指が汚れるのが気になるところです。私は手が汚れるのを我慢して、そのまま残しておくことにします。
早速 ThinkPad 600E を起動させてみました。Windows98 がリカバリ・ディスクで復旧されている状態でした。何も手を加えていない Windows98 の起動はとても素早くて気持ちがよいものです。
次に電源を一度落として BIOS 画面を確認してみました。プロセッサは Pentium II 366 MHz であることが判りました。
そして自己診断テストを行ってみました。何と!システムボード(マザーボード)にエラーが発生しています。どこに故障があるのでしょうか?とりあえず Windows98 が起動するところまでは動作していたので、重要部分が故障していなければよいのですが。
メモリはシステムボード上に 32MB が装備されていて、二個のメモリソケットには、32MB と 64MB のメモリが追加されていて、合計 128MB のメモリとなっていました。
memtest86+ でメモリテストを行ってみました。無事試験を通過してメモリには異常がないことを確認しました。
この他、ハードディスクも HGST DriveFitnessTest で試験をしましたが問題ありませんでした。ちなみに東芝製の MK2018GAS が装着されていました。
システムボードに異常が発生しているため心配なところですが、しばらくこの ThinkPad 600E で遊んでみたいと思っています。
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