2013年3月11日月曜日

Damn Small Linux (DSL) の apt-get など

ThinkPad 365X へインストールして使用中の Damn Small Linux 4.4 ですが、もう古い OS のため、リポジトリの URL などが移転・変更・消失してしまっているようです。また apt-get コマンドの使用を考えていないのか必要なディレクトリも用意されていないので、この辺りの整備を行いました。


/etc/apt/sources.list は次の一行のみを追加して、その他はコメントアウト(行頭へ # を挿入する)します。

deb http://archive.debian.org/debian-archive/debian sarge main contrib non-free

次に不足しているディレクトリやファイルを作ります。mkdir コマンドのオプション -p は、ディレクトリ・ツリーも一緒に作ってしまうものです。

# sudo mkdir -p /var/lib/apt/lists/
# sudo touch /var/lib/apt/lists/lock
# sudo mkdir -p /var/lib/apt/lists/partial/
# sudo mkdir -p /var/cache/apt/archives/partial/

これで apt-get の準備ができました。update コマンドで apt のツリーを更新しておきます。これは一度切りで十分です。なぜならもう更新元の archive.debian.org 自身も更新しないからです。

# sudo apt-get update

この後、必要とするアプリケーション・ソフトウェアをインストールすることができます。私は ThinkPad 365X の時刻合わせのために ntpdate をインストールしました。

# sudo apt-get install ntpdate

こうして少しずつ使える Thinkpad 365X へ仕立てていますが、如何せん古すぎる・遅すぎるマシンの宿命で、firefox を立ち上げてもその遅さに呆れ果ててしまっています(笑)。何となく X 上で GUI での操作ではなく、CUI 主体で操作する方向へ持って行った方が良さそうな気がしてなりません。

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