2011年4月22日金曜日

Wary 511-01j がリリース

日本語版の Puppy Linux に新しいバージョン Wary 511-01j が完成したようです。そこで早速使用してみました。

今まではベータバージョンということもあって CD-R に焼いてしまうのはもったいないので直接ハードディスクへインストールをして使用していました。しかし今回はリリースバージョンということなので CD-R に焼いて使用してみました。やはり Puppy Linux は CD 起動による動作が魅力の一つだからです。

で!いきなりの感想ですが、
今までの Wary-500j05 や Wary-500j09 の完成度が高かったこともあり特に目新しいこともありませんでした。逆に言えばこれぐらい枯れた感じが安心感につながります。軽快に動作する感じもよく、上手く作り込まれた感じがしました。これでようやく Puppy Linux 4.3.1 から移行出来そうです。

ただ今回気になったことが一点だけありました。
それは起動時の設定項目の多さです。次々に執拗に現れるダイアログボックスの数々。ハードディスクへインストールして使用したり、ハードディスクへ設定データを保管したり、USBメモリへインストールしている場合には一番最初に立ち上げた時だけのものなのでこれで問題はないと思います。いやこれほど練られた諸設定はないと思いました。

しかしインストールをしないで使用するとき、特に緊急事態に対応して起動するときには本当にイライラします。一番最初に現れる言語やキーボード、画面の設定の一覧画面が表示された後は [このまま使用する] というボタンを用意して その後に続く設定を一切キャンセルしてそのまま使用を続行できる方法も用意されていれば この様なイライラもなかったのではないかと思っています。

この画像はWary が立ち上がった直後に表示される個人設定のダイアログボックスの様子です。ここまで一気に立ち上がります。素晴らしーい!の一言。


ハードウェアの認識能力の高さもあり いきなり使用できるところまで一気に立ち上がるだけに この後に続くイライラの設定さえなければと思ってしまいます。

このような要望を感じるのもやはりこの Wary の完成度の高さ所以のものだと思っています。それほどまでに完成度がよいのでまだ Wary を使用していない読者さんもぜひ使用してみてください。

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