2015年4月10日金曜日

NTT Web Caster W100 無線LANルータを入手

NTT 西日本ブランドの Web Caster W100 無線 LAN ルータをインターネット・オークションにて入手しました。

今回入手した Web Caster W100 と FT-STC-Ba/g です。

写真のように綺麗に梱包箱に収まった状態で、なおかつ、開き口の部分には NTT の封緘シールで塞がれているものでした。どうも新品未使用品であったもののようです。そして一緒に無線 LAN アダプタの FT-STC-Ba/g も入手しました。こちらも新品未使用品であった模様です。

梱包箱の封緘シールです。

蓋を開いて本体を取り出してみました。バッファローの無線 LAN ルータの委託製造品でした。古い中古品ばかりを入手していたので、綺麗なアイボリーの筐体が眩しく見えました(笑)。これが本来の色だと初めて知りました。

封緘シールを破いて、蓋を開いたところです。ああ!新品の香りがします!
本体や取説を取り出してみました。

電源を投入して、有線 LAN 側からアクセスしてみました。バッファローの OEM 品なので、てっきり本体は 192.168.11.1 の IP アドレスかと思っていたところ、一般的な 192.168.1.1 でした。そして接続したパソコンへ DHCP サーバから割り当てられた IP アドレスは 192.168.1.2 となっていました。やはり NTT 向けの仕様変更が加えられていました。

Web Caster W100 へ電源を投入して、動作確認をしました。

ブラウザから設定画面へアクセスするとユーザ名とパスワードが訊ねられますが、ここはバッファロー標準の ユーザ名:root と パスワード:空欄 でした。内部の設定画面は頭頂部のバナーの部分こそ NTT の文字が並んでいますが、設定部分はまさしくバッファローそのものでした。そのため、設定は問題なく行うことができました。

Web Caster W100 の設定画面です。

無線LAN部分などの設定を行った後、ファームウェアのバージョンアップ(1.60 から 1.64 へ)も行なっておきました。これも NTT のウェブサイトの方からダウンロードしたものを使用しました。

Web Caster W100 のファームウェア更新の画面です。
Web Caster W100 のファームウェアを更新しているところです。

ひと通り設定が終わったところで、無線LANからのアクセスも正常に行えることを確認しました。

そして気になっていた OEM 元のどの製品を Web Caster W100 にしたのか探ってみました。バッファローでは、この筐体と同じ製品が数多く存在しますから・・・。

Web Caster W100 の底面の表記です。

まず特徴的なことは電源アダプタが 5 ボルト品であったことでした。これは Broadcom の製品よりは、Atheros の製品に多いタイプです。

Web Caster W100 の 5 ボルト仕様の電源アダプタです。

そして無線 LAN の設定でフレームバーストの項目を調べると「フレームバースト EX」とありました。間違えなく、内部で使用しているのは Atheros のチップでした。

Web Caster W100 の無線 LAN のフレームバーストの設定の様子です。

以上のことから、バッファロー WHR-HP-AMPG の OEM 品ではないかと予想しています。まだこのブログでは紹介しておりませんが、すでに WHR-HP-AMPG は入手しております。アンテナの形状が大きくことなる他は、筐体の色が違うだけのようです。中身のハードウェアは全く同一ではないかと想像しています。今後分解をして中身の確認をしてみたいと思っています。


なお WHR-HP-AMPG の海外での型番は WHR-HP-AG108 だそうです。DD-WRT もすでに対応済みで、インストールの事例も数多くネット上に散見することができます。この Web Caster W100 も同じファームウェアをインストールできるのではないかと思われます。今後は DD-WRT 化を前提に作業を進めて行きたいと思っています。

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